特許
J-GLOBAL ID:200903009806169563

車両用自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-128218
公開番号(公開出願番号):特開平7-310813
出願日: 1994年05月18日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 コスト低減と、車両環境に応じた適正制御とを両立させる。【構成】 走行状態に応じたコントローラユニツト5からの変速指令により自動変速機本体4が複数の変速段に切り替わる。コントロールユニットは上下加速度センサ1で計測した上下方向加速度を積分して上下方向(高度)の変化速さを算出し基準値以上の時は山間地用変速パターンを選択し、小さいときは平坦地用変速パターンとして、これらのパターンに基づいてシフトソレノイド11aに変速指令fを出力する。コントロールユニットはさらに上下方向加速度を2回積分して高度を求め、これに基づいてライン油圧を高度に対応した値とするライン圧信号gをライン圧ソレノイド11bへ出力する。高価な大気圧センサを用いずに山間地や高所などに対応した適切な変速パターン選択とライン圧制御ができる。
請求項(抜粋):
複数の変速段に切り替え可能の本体と該本体に走行状態に応じて変速指令を出力するコントローラユニツトからなる車両用自動変速機の制御装置であって、車両の上下方向の加速度を計測する上下加速度センサを有し、前記コントローラユニツトは、山間地用変速パターンと平坦地用変速パターンを記憶するメモリと、前記上下加速度センサで計測した上下方向加速度を積分して上下方向の変化速度を算出する1回積分手段と、該1回積分手段で算出した上下方向の変化速度の大きさに基づいて前記山間地用変速パターンまたは平坦地用変速パターンを選択する選択手段とを備え、該選択した変速パターンに基づいて前記変速指令を出力するように構成されたことを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/10 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:36 ,  F16H 59:48

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