特許
J-GLOBAL ID:200903009809114506

ブラシレスモータの制御方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-270684
公開番号(公開出願番号):特開平8-111997
出願日: 1994年10月07日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ブラシレスモータの制御方法において、確実に正確な位置検出タイミングを得、かつコスト低下を図る。【構成】 回転子1aの位置を検出し、複数の電機子巻線の通電を切り替え、かつインバータ部2の上下アームをチョッピングして回転制御するブラシレスモータの制御方法において、電機子巻線の端子電圧(誘起電圧)Rを位置検出部10に入力し、誘起電圧と基準電圧とを比較してスパイク電圧の次のエッジで中性点を検出し、位置信号R0を制御回路11に入力し、制御回路11はその中性点の間隔の時間および中性点から所定位相遅れ点(位置検出タイミング)までの時間を算出し、所定位相遅れた点の位置検出タイミングを得、これによりインバータ部2のトランジスタU,V,W,X,Y,Zをオン、オフして電機子巻線の通電を切り替え、このオン、オフする信号をチョッピングするチョピング信号を出力する。
請求項(抜粋):
複数のスイッチング素子をブリッジ接続したインバータ手段によって直流電源をスイッチングしてブラシレスモータの複数の電機子巻線に印加する際、該ブラシレスモータの回転子の位置検出に基づいて前記各スイッチング素子を所定にオン、オフして前記電機子巻線の通電を切り替え、かつ前記インバータ手段の上アームあるいは下アームのうち少なくとも一方のアームのスイッチング素子をオン、オフするための信号をチョッピングするブラシレスモータの制御方法であって、前記電機子巻線の端子電圧(誘起電圧)と基準電圧とを比較して同誘起電圧の中性点を検出し、該中性点から所定位相遅れたタイミングを前記回転子の位置検出として前記電機子巻線の通電を切り替える一方、前記インバータ手段の上アームあるいは下アームのスイッチング素子をオン、オフするための信号のチョッピングを切り替えるようにしたことを特徴とするブラシレスモータの制御方法。

前のページに戻る