特許
J-GLOBAL ID:200903009810991499

インクジェット式記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 勝彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-297838
公開番号(公開出願番号):特開平10-119271
出願日: 1996年10月21日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 圧電振動子の疲労やまた騒音を低減しつつ、非印刷状態におけるノズル開口の目詰まりを防止すること。【解決手段】 休止時には微小振動を間欠的に発生させて、圧電振動子13の振動回数を可及的に少なくして圧電振動子の疲労と騒音を低減する。また加減速工程でも微小振動を連続的に行わせて空走行によるノズル開口の増粘を防止してから印字動作や休止動作に移る。
請求項(抜粋):
ノズル開口を有するノズルプレートと、圧電振動子の変位により変形する振動板とにより形成された圧力発生室を備えたインクジェット記録ヘッドと、前記ノズル開口からインク滴を吐出させる台形状の第1の駆動信号と、ノズル開口からインク滴が吐出しない程度にメニスカスを振動させ、第1の駆動信号の電圧の30乃至90%程度の台形状の第2の駆動信号と、前記ノズル開口からインク滴が吐出しない程度にメニスカスを振動させ、第2の駆動信号よりも低い電圧を有する台形状の第3の駆動信号とを発生する駆動信号発生手段と、前記記録ヘッドが非印刷領域に存在する状態では、第2の駆動信号の継続時間T2と前記記録ヘッドが全印刷領域を印刷可能速度で走行するに要する時間T5との和(T2+T5)よりも短かい周期で第2の駆動信号を前記圧電振動子に印加する第1のモードを、また前記記録ヘッドが停止状態から印刷可能な速度に加速されている状態では第2の駆動信号を前記圧電振動子に印加する第2のモードを、さらに前記記録ヘッドが印刷領域を移動している状態では印刷周期毎にドット形成に先立って第3の駆動信号を記圧電振動子に印加する第3のモードを選択する制御手段とを備えてなるインクジェット式記録装置。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/165
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 102 N

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