特許
J-GLOBAL ID:200903009812995602

機械式変速装置のクラッチの制御方法及び制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-264908
公開番号(公開出願番号):特開平8-200399
出願日: 1995年09月19日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【課題】 シフトダウンをより円滑に行う。【解決手段】 車両用機械式自動変速装置(10)のシフトダウン時の、マスタークラッチ(16)の再連結を行う際に、エンジンの応答遅れ、スロットル位置(THL )、エンジン加速度/減速度(dES/dt)及び入力軸加速度/減速度(dIS/dt)またはそれらのいずれかの関数として、クラッチの公称再連結速度を決定する。シフトダウン時に車両制動装置が作動しているか、または惰性走行状態にあるという条件の少なくとも一方に当てはまるときには、クラッチの連結を前記公称再連結速度で行うと、ダウンシフトを円滑に行うことが困難となるため、クラッチの連結速度を前記公称再連結速度より低速に調節する。
請求項(抜粋):
摩擦マスタークラッチ(16)によって燃料制御形エンジン(14)に駆動連結された多段速度機械式変速機(12)と、エンジンの燃料供給を調節するために運転者が操作可能なスロットルコントローラ(30)と、制御装置(44)とを有し、該制御装置はスロットルコントローラの設定値を表す入力信号(THL)を含む入力信号を受け取って、それらを所定の論理規則に従って処理して、変速機のシフトを行う変速機オペレータ(40)及び前記マスタークラッチの連結及び切り離しを行うクラッチオペレータ(36)を含むシステムオペレータへコマンド出力信号を送るようになっており、前記変速機においてダウンシフト目標ギヤ比に連結した後にマスタークラッチを再連結する手順を含んだダウンシフト目標ギヤ比(GRT )へのダウンシフトを実行する車両用機械式自動変速装置(10)の制御方法であって、前記変速機がダウンシフト目標ギヤ比に連結した後に前記マスタークラッチの再連結を命令する際に、クラッチの公称再連結速度(CLU_RATE) を決定し、スロットル設定値を惰性走行スロットル基準値(REF2 )と比較し、スロットル設定値が前記惰性走行スロットル基準値より小さい場合、前記マスタークラッチをその接触点まで高速移動させてから、前記公称再連結速度より遅い惰性走行再連結速度(Y× CLU_RATE)でさらに連結させる手順を含んだ各ステップを有していることを特徴とする方法。
IPC (8件):
F16D 25/14 640 ,  B60K 41/02 ,  B60K 41/22 ,  F16H 61/04 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:38 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:54
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭61-171630
  • 特開昭52-027127
  • 特開昭56-135324
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