特許
J-GLOBAL ID:200903009818804590

坂道発進補助装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-231737
公開番号(公開出願番号):特開平8-091184
出願日: 1994年09月27日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】【目的】 クラッチの摩耗によりクラッチストロークに設定された制動圧力の解除点の適性値が変化した場合に、その変化に追従して解除点を自動的に変更設定できるようにする。【構成】 車速の情報、制動圧力の情報およびクラッチペダルのストロークの情報を取り込み、ブレーキペダルが解放されても制動圧力を保持する電磁弁の制御を行う制御回路を備える。この制御回路がクラッチペダルにより発生する油圧情報を取り込み、油圧が上昇する過程で特定の油圧値(P0 )を通過するストローク値(L0 )に一定長さ(Lk)を加算したストローク値(L0 +Lk)になるように制動圧力の解除点を設定する。【効果】 制御回路がリセットされた後も演算されたストローク値が記録されるので最初の操作から有効な制御を実行することができる。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルが解放されても制御に応じて制動圧力を保持するように接続された電磁弁と、車速の情報、制動圧力の情報およびクラッチペダルのストロークの情報を取り込み前記電磁弁を制御する制御回路とを備え、前記制御回路は、所定値以上の制動圧力で車速が零になりかつクラッチペダルのストロークが所定値より大きいときに前記電磁弁に制動圧力を保持させ、クラッチペダルのストロークが設定された解除点より小さくなったときに前記電磁弁の制動圧力保持状態を解除する制御手段を備えた坂道発進補助装置において、前記制御回路は、クラッチペダルにより発生する油圧の情報を取り込み、前記解除点は、その油圧が上昇する過程で特定の油圧値(P0 )を通過するストローク値(L0 )に一定長さ(Lk)を加算したストローク値(L0 +Lk)に設定されることを特徴とする坂道発進補助装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-121959
  • 特開平4-244462
  • 特開平3-121959

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