特許
J-GLOBAL ID:200903009821233669

真空コンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-233912
公開番号(公開出願番号):特開平8-097088
出願日: 1994年09月29日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 円筒状電極板から成る固定電極15と可動電極16の可動電極16側を傾かないで軸線方向に移動させ、安定した耐電圧、静電容量特性を得るとともに、小形化を図り、且つ最大静電容量を調節可能として、ばらつきを調節できるようにする。【構成】 固定と可動の両電極取付導体13と18の一方にガイドピン1、他方にガイド部を設けて電極板の傾きのない移動を可能とし、静電容量を調整する調整部はベローズ19内に設けて全長の長さを短縮し、可動リードボルト32と調整ナット33の螺合部に最大静電容量調節部35を設け、最大静電容量の定義値に調節した後、調節ねじ36でその位置を固定する。
請求項(抜粋):
円筒部の一端側に固定側端板、他端側に可動側端板を有する真空容器と、該真空容器内に、同心円状で径の異なる複数の円筒状電極板を固定電極取付導体に同心状に取り付けて形成した固定電極と、この固定電極の各円筒状電極板間に非接触状態で挿出入できるように径の異なる複数の円筒状電極板を可動電極取付導体に同心状に取り付けて形成した可動電極と、該可動電極を前記真空容器の可動側端板の外部から円筒状電極板の軸線方向に移動させる可動リードと、該可動リードの外周側で前記可動側端板の内側に設けられ、真空状態を保持した状態で可動リードの移動を可能とするベローズと、前記固定電極取付導体と可動電極取付導体の相対向する面の中心部に夫々設けられたガイドピン、このガイドピンを電気的に絶縁して摺動自在に挿入するガイド部とで形成した案内部を備えて成る真空コンデンサであって、前記ベローズ内において可動リードの先端部に可動リードボルトを軸線方向に取付け、且つ前記可動側端板には、その内側でベローズ内に突出したねじ受部を設けてその端部に軸受を設け、前記可動リードボルトを軸受に支持された調整ナットに螺合して該調整ナットの回転操作によりコンデンサの静電容量を調整するようにするとともに、前記可動リードボルトと調整ナットの螺合部に、調整ナットを操作して定義した最大静電容量値に調整した後、この調整位置で可動リードボルトのガイドピン側への移動を規制する最大静電容量調節手段を設けたことを特徴とする真空コンデンサ。
IPC (2件):
H01G 5/14 ,  H01G 5/01

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