特許
J-GLOBAL ID:200903009833253592

TDMA方式移動体通信システムハンドオーバー制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 桑井 清一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-076088
公開番号(公開出願番号):特開平5-244073
出願日: 1992年02月27日
公開日(公表日): 1993年09月21日
要約:
【要約】【目的】 本発明はTDMA移動体通信システムを構成する無線基地局装置において同調する移動局から定期的に報告される電界強度測定結果の集計処理に係る負荷を軽減することを目的とする。【構成】 無線基地局装置から下り通話チャネル上で通知される下り通話チャネル送信機出力レベル制御値を基に自局から受信する下り通話チャネル電界強度に補正処理を行い、通話空時間に隣接局から放送される下り制御チャネル電界強度を測定する移動局が双方の電界強度を比較し、自局から受信する補正電界強度より上回る下り制御チャネル電界強度を有する隣接局が存在する場合に、無線基地局装置へ上り通話チャネル上にて電界強度測定結果を報告することで、無線基地局装置に集中していた電界強度測定分析処理負荷の軽減を図ることを特徴とする。
請求項(抜粋):
複数の移動体電話端末へ制御情報を伝送するための下り制御チャネルと通話チャネルを保有し、移動体電和端末から受信する上り通話チャネルの電界強度に応じて下り通話チャネル送信機出力レベルを変動制御する無線基地局制御装置で構成される、TDMA方式移動体通信システムにおいて、上記無線基地局装置は下り通話チャネル送信機出力レベルを変動制御するたびにその制御値を対象移動体電話端末へ下り通話チャネル上で制御値を通知する機能を有し、上記、移動体電話端末は無線基地局装置から下り通話チャネル上で通知される下り通話チャネル送信機出力レベル制御値を受信する機能と、無線基地局装置から受信する下り通話チャネルの電界強度に対して上記受信する機能で受信した制御値分の補正処理を行う機能と、上記補正処理を行う機能で得た電界強度を上回る電界強度で受信可能な隣接サービスエリアが存在する場合、無線基地局へ上り通話チャネル上で電界強度測定結果を報告する機能とを有すること特徴とするTDA方式移動体通信システムハンドオーバー制御方式。
IPC (2件):
H04B 7/26 105 ,  H04B 7/26
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-207534
  • 特開平4-117822

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