特許
J-GLOBAL ID:200903009843674952
シクロペプチド誘導体
発明者:
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
金田 暢之 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-539049
公開番号(公開出願番号):特表2002-508392
出願日: 1998年12月09日
公開日(公表日): 2002年03月19日
要約:
【要約】本発明は、式I: R-Q-X ・・・I の化合物及びそれらの塩類〔式中、Rは、シクロ-(Arg-Gly-Asp-Z)であって、その際Zはその側鎖でQと結合しているか、あるいは、Qが存在しないときはXに結合しており、 Qは、存在しないか、あるいは、-[CO-R1-NH-]m、-[NH-R1-CO-]m、-[CO-R1-CO-]m、-(CO-CH2-O-CH2CH2-O-CH2CH2-NH-)n、-(NH-CH2-O-CH2CH2-O-CH2CH2-CO-)n、-(NH-CH2CH2-O-CH2CH2-O-CH2-CO-)n または-(CO-CH2-O-CH2CH2-O-CH2CH2-NH-)n-[CO-R1-NH-]mであり、Xは、-CO-CH=CH2、-CO-C(CH3)=CH2、-NH-CH=CH2、-NH-C(CH3)=CH2 または-NH-C(CH2)p-SR10であり、 Zは、互いに独立なアミノ酸残基、あるいはジ-またはトリペプチド残基であり、前記アミノ酸は互いに独立に、Ala、Asn、Asp、Arg、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Homo-Phe、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Phg、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr、ValまたはMからなる群から選択され、上述のアミノ酸は誘導体化されていてもよく、かつ、それらアミノ酸残基は、α-アミノ基とα-カルボキシル基によるペプチドの形態で、互いに結合されており、かつ そこに、Mは常に存在しており、 Mは、NH(R8)-CH(R3)-COOHであり、 そして、R1、R3、R8、m、n及びpは請求項1にあげた意味を有する〕であり、この物質は、移植片や生体親和性表面の組織への統合過程の促進及び補強に加えて、中でも、移植片により惹起される種々の疾患、欠陥組織、炎症、ならびに、例えば、骨粗鬆症のような骨融解性疾患、血栓症、心筋梗塞及び動脈硬化症の治療のために、インテグリン阻害剤として使用することができる。
請求項(抜粋):
下記式I: R-Q-X ・・・Iの化合物、ならびにそれらの塩であり、 式中、 Rは、シクロ-(Arg-Gly-Asp-Z)であって、その際、Zはその側鎖においてQと結合しているか、または、Qが存在しない時には、Xと結合しており、 Qは、存在しないか、 あるいは、-[CO-R1-NH-]m、 -[NH-R1-CO-]m、-[CO-R1-CO-]m、 -(CO-CH2-O-CH2CH2-O-CH2CH2-NH-)n、 -(NH-CH2-O-CH2CH2-O-CH2CH2-CO-)n、 -(NH-CH2CH2-O-CH2CH2-O-CH2-CO-)n または -(CO-CH2-O-CH2CH2-O-CH2CH2-NH-)n-[CO-R1-NH-]mであり、 Xは、-CO-CH=CH2、-CO-C(CH3)=CH2、 -NH-CH=CH2、-NH-C(CH3)=CH2 または -NH-C(CH2)p-SR10であり、 Zは、いずれも互いに独立に、アミノ酸残基、 あるいは ジ-またはトリペプチド残基であり、その際、前記アミノ酸は互いに独立に、Ala、Asn、Asp、Arg、Cys、Gln、Glu、Gly、His、Homo-Phe、Ile、Leu、Lys、Met、Phe、Phg、Pro、Ser、Thr、Trp、Tyr、ValまたはMからなる群から選択され、 上述のアミノ酸は誘導体化されていてもよく、かつ、それらアミノ酸残基は、α-アミノ基とα-カルボキシル基によるペプチドの形態で、互いに結合されており、かつ そこに、Mは常に存在しており、 Mは、NH(R8)-CH(R3)-COOHであり、 R1は、存在しないか、 あるいは R2、R9、R2-R9-R2、または 置換されていないか、R5によりモノ置換またはジ置換されたフェニレンであり、その際、R5の鎖長はいずれの場合にも互いに独立しており、 R2は、1-10個の炭素原子を有するアルキレンであって、 その際、1個ないしは2個のメチレン基は、S、-CH=CH-または-C≡C-による置換がなされていてもよく、 R3は、-R5-R4、-R6-R4または-R7-R4であり、 R4は、OH、NH2、SHまたはCOOHであり、 R5は、1-6個の炭素原子を有するアルキレンであり、 R6は、7-14個の炭素原子を有するアルキレンフエニレンであり、 R7は、8-15個の炭素原子を有するアルキレンフエニルアルキレンであり、 R8は、H、Aまたは8-15個の炭素原子を有するアルキレンフエニルであり、 R9は、3-7個の炭素原子を有するシクロアルキレンであり、 R10は、HまたはSの保護基であり、 Aは、1-6個の炭素原子を有するアルキル基であり、 Halは、F、Cl、BrまたはIであり、 mならびにnは、いずれも互いに独立に、0、1、2または3であり、また pは1、2又は3であり、 その際、光学活性なアミノ酸ならびにアミノ酸誘導体の残基に関しては、D型ならびにL型の双方ともを包含している。
IPC (8件):
C07K 7/64
, A61K 38/00
, A61P 7/02
, A61P 9/10
, A61P 9/10 101
, A61P 19/08
, A61P 19/10
, A61P 37/06
FI (8件):
C07K 7/64
, A61P 7/02
, A61P 9/10
, A61P 9/10 101
, A61P 19/08
, A61P 19/10
, A61P 37/06
, A61K 37/02
Fターム (27件):
4C084AA06
, 4C084AA07
, 4C084BA01
, 4C084BA09
, 4C084BA10
, 4C084BA17
, 4C084BA28
, 4C084CA59
, 4C084NA14
, 4C084ZA402
, 4C084ZA452
, 4C084ZA542
, 4C084ZA972
, 4C084ZB082
, 4C084ZB112
, 4C084ZB212
, 4C084ZC412
, 4H045AA10
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA13
, 4H045BA14
, 4H045BA35
, 4H045EA20
, 4H045EA23
, 4H045FA41
, 4H045FA52
引用文献:
前のページに戻る