特許
J-GLOBAL ID:200903009844676592

軸流タービン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-268518
公開番号(公開出願番号):特開平11-107701
出願日: 1997年10月01日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 蒸気タービンやガスタービンで使用される軸流タービンに関し、調速段ノズルから高圧第1段ノズルへ流入する蒸気の流れを改善し、タービン性能を向上する。【解決手段】 高温、高圧の蒸気は調速段ノズル10で膨張し、調速段動翼20を流れて仕事をし、チャンバ70から高圧第1段ノズル30へ流入し、更に高圧第1段動翼40で仕事をし、高圧第2段ノズル50に入り、高圧第2段動翼60で同様に仕事をし、タービン回転軸80を回転させる。調速段ノズル10は円周方向で蒸気の送入部と非送入部のノズルを有し、非送入部からの流れは高圧第1段ノズルの流入方向とミスマッチングし、性能低下につながる。そこで非送入部に相当する高圧第1段ノズル30直前の周方向に複数枚の案内羽根100を配置し、非送入部からの流れを送入部からの流れと同じ方向に変更し、ミスマッチングをなくして、高圧第1段ノズル30へ流入させ、性能低下を防止する。
請求項(抜粋):
回転軸周囲に形成されるチャンバの入口側に設けられ、周方向に作動流体の送入部と非送入部とを有して同作動流体を部分送入する調速段ノズルと、前記チャンバの出口側周囲に設けられ、作動流体を全周送入する高圧第1段ノズルとから構成される軸流タービンにおいて、前記高圧第1段ノズル入口の前記非送入部に対応する円周方向位置に案内羽根を設置し、同案内羽根の流入角は入口部では前記非送入部において流入する作動流体の流入角に合わせ、出口部では前記送入部において流入する作動流体の流入角に合わせたことを特徴とする軸流タービン。
IPC (2件):
F01D 1/04 ,  F01D 9/02 101
FI (2件):
F01D 1/04 ,  F01D 9/02 101

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