特許
J-GLOBAL ID:200903009853725040

車両用空気調和装置の油圧駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-330118
公開番号(公開出願番号):特開平7-189689
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】所望の冷房能力を得る際の動力効率を高められ、また、油圧系統の油圧過上昇の発生を抑制して油圧系統保護のリリーフ弁の作動を低減させ、油圧のハンチング及びリリーフ弁作動による補機能力の低下を防止することが可能な車両用空気調和装置の油圧駆動装置を提供する。【構成】エンジン6で駆動される油圧ポンプ1によりそれぞれ駆動されるコンプレッサ駆動用油圧モータ2及びコンデンサファン駆動用油圧モータ3を有する空気調和装置の油圧駆動装置について、空調熱負荷変動時に、コンプレッサ駆動用油圧モータ2の回転数とファン駆動用油圧モータ3の回転数とを制御し、且つ、コンプレッサ駆動用油圧モータ2及びコンデンサファン駆動用油圧モータ3の各入口側に設けられた油圧検出手段16a、16bから得られる圧力バランスを基に、コンプレッサ4とコンデンサファン5との回転数制御における回転数の変更順序を規定する制御手段10を設けた。
請求項(抜粋):
コンプレッサ、エバポレータ、コンデンサ、及びコンデンサを冷却するためのコンデンサファンと、車室内の温度を設定する室内温度設定手段と、車室内の温度を検出する室内温度検出手段と、外気の温度を検出する外気温度検出手段と、日射量を検出する日射量検出手段と、前記室内温度設定手段、室内温度検出手段、外気温度検出手段、及び日射量検出手段から空調熱負荷を算出する熱負荷算出手段と、を備えた車両用空気調和装置の油圧駆動装置であって、車両のエンジンにより駆動される油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される作動油によりそれぞれ駆動される、コンプレッサ駆動用油圧モータ及びコンデンサファン駆動用油圧モータと、エバポレータの出口空気の温度を検出するエバポレータ出口空気温度検出手段と、コンプレッサ駆動用油圧モータより上流側の作動油の圧力及びコンデンサファン駆動用油圧モータより上流側の作動油の圧力を検出する油圧検出手段と、前記熱負荷算出手段、エバポレータ出口空気温度検出手段、及び油圧検出手段の各出力を基に、コンプレッサ駆動用油圧モータの回転数とコンデンサファン駆動用油圧モータの回転数を制御し、且つ、油圧検出手段で検出される油圧から得られる圧力バランスを基に、コンプレッサとコンデンサファンとの回転数制御における回転数変更順序を規定する制御手段と、を備えていることを特徴とする車両用空気調和装置の油圧駆動装置。
IPC (6件):
F01P 7/04 ,  B60K 25/04 ,  B60R 16/08 ,  B62D 5/07 ,  F01P 5/04 ,  F02D 29/04

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