特許
J-GLOBAL ID:200903009854834153

クロム系ステンレス溶鋼の鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中前 富士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-294493
公開番号(公開出願番号):特開2000-107845
出願日: 1998年09月30日
公開日(公表日): 2000年04月18日
要約:
【要約】【課題】 連続鋳造の全工程において、鋳片のザク性欠陥を解消することにより、鋳片の品質の向上を図ることが可能で、また簡略な製造プロセスにより安価に製造可能なクロム系ステンレス溶鋼の鋳造方法を提供する。【解決手段】 Cr含有量が10〜20重量%のクロム系ステンレス溶鋼11を攪拌しながらブルームサイズの鋳片15を連続鋳造する際、定常速度から鋳造速度Vcが下がる非定常部においては、クロム系ステンレス溶鋼11に攪拌力を付与することにより、等軸晶率を高めてザク性欠陥の発生を抑制し、一方定常速度開始時T1 から定常速度終了時T2 までの定常部においては、クロム系ステンレス溶鋼11に攪拌力を付与すると共に、鋳片15を軽圧下する。
請求項(抜粋):
Cr含有量が10〜20重量%のクロム系ステンレス溶鋼を鋳型に注入し、該鋳型及び/又はメニスカスより下方の前記クロム系ステンレス溶鋼を攪拌しながらブルームサイズの鋳片を連続鋳造するクロム系ステンレス溶鋼の鋳造方法であって、定常速度から鋳造速度が下がる非定常部においては、前記クロム系ステンレス溶鋼に攪拌力を付与することにより、等軸晶率を高めてザク性欠陥の発生を抑制し、前記定常速度開始時から前記定常速度終了時までの定常部においては、前記クロム系ステンレス溶鋼に攪拌力を付与すると共に、前記鋳片を軽圧下することを特徴とするクロム系ステンレス溶鋼の鋳造方法。
IPC (4件):
B22D 11/128 350 ,  B22D 11/00 ,  B22D 11/115 ,  B22D 11/20
FI (4件):
B22D 11/128 350 A ,  B22D 11/00 B ,  B22D 11/10 350 B ,  B22D 11/20 C
Fターム (5件):
4E004MB11 ,  4E004MC05 ,  4E004MC07 ,  4E004NB02 ,  4E004NC02

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