特許
J-GLOBAL ID:200903009864004043

マルチカラー記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-189112
公開番号(公開出願番号):特開2003-001943
出願日: 2001年06月22日
公開日(公表日): 2003年01月08日
要約:
【要約】【課題】 2つの基本色のそれぞれについて独立した発色を得ると共にその2つの基本色による混色の発色も得られるマルチカラー記録媒体を提供する。【解決手段】 マルチカラー記録媒体10は支持体12と、その表面に形成された発色層14とから成り、発色層は低温発色層16Lと、高温発色層16Hとから成る。低温発色層は第1の温度(T1)で熱溶融し、第1の感圧マイクロカプセル18Mを含み、高温発色層が第1の温度よりも高い第2の温度(t1)で熱溶融し、第2の感圧マイクロカプセル18Cを含む。第1の感圧マイクロカプセルには所定の圧力下でしかも第1の温度範囲内で破壊されて発色するようになった圧力温度発色特性が与えられ、第1の温度範囲の下限温度が第1の温度であり、その上限温度が第2の温度よりも高い第3の温度(T2)であり、第2の感圧マイクロカプセルには所定の圧力下でしかも第2の温度範囲内で破壊されて発色するようになった圧力温度発色特性が与えられ、第2の温度範囲の下限温度が第2の温度であり、その上限温度が第3の温度(T2)以上とされる。
請求項(抜粋):
支持体と、この支持体の表面に形成された発色層とから成るマルチカラー記録媒体において、前記発色層が前記支持体上に形成された低温発色層と、この低温発色上に形成された高温発色層とから成り、前記低温発色層が第1の温度(T1)で熱溶融する感熱層中に多数の第1の感圧マイクロカプセルを均一に分布させたものとして形成され、前記第1の感圧マイクロカプセルには第1の色材が封入され、前記高温発色層が前記第1の温度(T1)よりも高い第2の温度(t1)で熱溶融する感熱層中に多数の第2の感圧マイクロカプセルを均一に分布させたものとして形成され、前記第2の感圧マイクロカプセルには前記第1の色材とは異なった色相の第2の色材が封入され、前記第1の感圧マイクロカプセルには所定の圧力下でしかも第1の温度範囲内で破壊されて発色するようになった圧力温度発色特性が与えられ、前記第1の温度範囲の下限温度が前記第1の温度(T1)であり、その上限温度が前記第2の温度(t1)よりも高い第3の温度(T2)であり、前記第2の感圧マイクロカプセルには前記所定の圧力下でしかも第2の温度範囲内で破壊されて発色するようになった圧力温度発色特性が与えられ、前記第2の温度範囲の下限温度が前記第2の温度(t1)であり、その上限温度が前記第3の温度(T2)以上とされていることを特徴とするマルチカラー記録媒体。
IPC (2件):
B41M 5/28 ,  B41M 5/26
FI (2件):
B41M 5/18 112 ,  B41M 5/18 D
Fターム (4件):
2H026AA11 ,  2H026AA28 ,  2H026FF05 ,  2H026FF08

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