特許
J-GLOBAL ID:200903009867215436

ミシンによりステッチパターンを刺し縫いする方法およびこの方法により刺し縫いして形成されたステッチパターン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-001697
公開番号(公開出願番号):特開平6-007564
出願日: 1992年01月08日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 ミシンによりステッチパターンを刺し縫いする方法およびこの方法により刺し縫いして形成されたステッチパターンを提供すること。【構成】 互いに重なり合った或いは並列した一本或いは多数本の糸からなる糸部分fを形成するため、被刺し縫い物をミシンの送りにより少なくとも二回送り、その際これらの送り工程の間ステッチ形成を中断し、これによりミシンの針動程の二倍或いは多重倍のステッチ長さTを有する糸部分fを形成する。
請求項(抜粋):
【請求項01】 ミシンによりステッチパターンを刺し縫いする方法において、終端交点を形成する二つのステッチ間に存在している少なくとも一つの糸部分(f)から各々のステッチパターンを形成する際にミシンの送りに少なくとも二つの送り工程を行わせ、次の送り工程の間ステッチ形成を中断することを特徴とするミシンによりステッチパターンを刺し縫いする方法。【請求項02】 糸部分の端部を固定するためにそれぞれ少なくとも二つのステッチ形成を同じ或いはほぼ同じな位置において行うことを特徴とする請求項1の方法。【請求項03】 各々の糸部分を被刺し縫い物を前進或いは後退させることにより並列して或いは重なり合って敷設される多数の糸で形成することを特徴とする請求項1或いは2の方法。【請求項04】 多数の交差する糸で糸部分から成るパターンを形成する際第一の糸部分(f)の最後のステッチを糸部分(f)の中央交点(X)に設定すること、およびミシンを最後のステッチを刺し縫いした後刺し針を降下させたまま自動的に停止させ、これにより刺し針を被刺し縫い物のための回転軸として使用することを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の方法。【請求項05】 第一の糸部分(f)に続く糸部分(f)の第一のステッチを糸部分(f)の中央交点に設定すること、およびミシンを最後に糸部分(f)を刺し縫いする際再び糸部分(f)の中央交点(X)にステッチを設定したままおよび刺し針を降下させたまま停止させることを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つに記載の方法。【請求項06】 最後に刺し縫いされた糸部分(f)の第一のステッチを再び糸部分(f)の中央交点(X)に設定し、一方ステッチパターンの最後のステッチを形成するこの糸部分(f)の最後のステッチを糸部分(f)の終端点(E)に設定することを特徴とする請求項1から5までのいずれか一つの方法。【請求項07】 ステッチパターンの最後に刺し縫いされる糸部分(f)の最後のステッチが新しいステッチパターンの第一の糸部分(f)の第一のステッチのための始端位置をの形成することを特徴とする請求項6の方法。【請求項08】 個々の糸部分(f)内に含まれている糸数とミシンの調節されたステッチ長さ(T)と行われないステッチ形成の数に依存する糸部分(f)の長さとを作業員が決定することを特徴とする請求項1から7までのいずれか一つの方法。【請求項9】 糸部分(f)の相前後する形成をミシンの電子要素により制御して自動的に行い、その際刺し針を各々の糸部分の終端において、ミシンの始動装置を作業員が改めて操作するまで、停止したままにしておくことを特徴とする請求項4から8項のいずれか一つの方法。【請求項10】 終端交点を形成する二つのステッチ間に存在している少なくとも一つの糸部分(f)から各々のステッチパターンを形成する際にミシンの送りに少なくとも二つの送り工程を行わせ、次の送り工程の間ステッチ形成を中断することにより形成されたことを特徴とするミシンにより刺し縫いにより形成されたステッチパターン。
IPC (2件):
D05B 3/00 ,  B68G 7/08
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特公昭61-039072
  • 特開平4-242081
  • 特開昭62-179490
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