特許

J-GLOBAL ID：200903009876278831

ダイヤフラム式液体充填装置

発明者： 菱田 全紀 ,  新谷 仁
出願人/特許権者： 日立造船株式会社
代理人 (1件)： 森本 義弘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-244002
公開番号（公開出願番号）：特開平9-086595
出願日： 1995年09月22日
公開日（公表日）： 1997年03月31日
要約：

【要約】【課題】 簡単な構造で、充填終了後のノズル筒から液体を吸引して液垂れを防止する。【解決手段】 弁孔11の周囲に、送出孔13が形成された球面凹部12を形成し、充填後に弁体7により弁孔11を閉止するとともに、背面側の加圧室6bに圧縮空気を供給して第1ダイヤフラム8を球面凹部12に密接させ、加圧室6bから圧縮空気を排出することにより、第1ダイヤフラム8をその弾性力を利用して緊張させ送出孔13からノズル筒9内の充填液体を送出部6a側に吸引する。

請求項（抜粋）：

弁室に流入通路が連通する弁孔を形成するとともに、弁孔の周囲に球面凹部を形成し、この球面凹部に充填用ノズル筒に連通する送出口を形成し、さらに弁室に、前記弁孔を開閉自在な弁体を配置するとともに、この弁体に周囲に、球面凹部を覆い、弁室を球面凹部側の流送部と反対側の加圧部とに区画するダイヤフラムを設け、前記弁体を出退駆動する弁体作動装置を設け、充填停止と同時に加圧部に加圧流体を供給してダイヤフラムを球面凹部に密着させ、その後加圧流体を排出することにより、ダイヤフラムの持つ弾性で曲面状から平面状に緊張させて充填ノズル内の液体を流送部に吸引するように構成したことを特徴とするダイヤフラム式液体充填装置。