特許
J-GLOBAL ID:200903009876830178

インダクタの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-123407
公開番号(公開出願番号):特開平6-310358
出願日: 1993年04月26日
公開日(公表日): 1994年11月04日
要約:
【要約】【目的】 壺形コアと平板コアとを組合せ、短冊形端子を対の導出溝から導出したインダクタの組立行程をリードフレーム上で巻線作業を行い、全自動化を可能としたインダクタの製造方法とする。【構成】 リードフレーム1に絶縁樹脂成形により、先端部が分離した対の短冊形端子2を埋め込んだ方形絶縁台座3を設ける。台座3には壺形コアの中芯を通す中央貫通孔6を有し、壺形コアと平板コアの接合基準になる。台座の上面に貫通孔の上方周縁から端子に向かう傾斜部7を中心対称に設ける。貫通孔に巻軸を通し巻始めの端部が端子、傾斜部上を通り中央貫通孔を貫通する巻軸に達するように線ノズルを動かす。巻線の端部を抑えパットで端子、傾斜部に当接し、巻線機の線ノズルを巻軸中心に回して筒形巻線9を作る。巻終りの端部を他の端子に抑えパットで当接し巻線の端部を各々の端子に溶接する。
請求項(抜粋):
壺形コアと平板コアからなる閉磁路コアの対向側壁から両側に短冊形端子を導出したインダクタの製造方法において、対の複数組の短冊形端子を有するリードフレームに分離された対の短冊形端子の先端部を埋め込んで形成した中央貫通孔と該中央貫通孔の上方周縁から短冊形端子に向かう少なくとも1個の傾斜部とを有する方形の絶縁台座上に、巻始め端を短冊形端子および傾斜部に当接して中央貫通孔と同心に筒形巻線を絶縁台座上に直に形成する行程と、壺形コアと平板コアとの接合面に対の導出溝と同じ深さの方形嵌合段部を中芯と同心に設けた壺形コアの、前記中芯を筒形巻線に挿入し組込み、嵌合段部に絶縁台座を嵌合してリードフレームに組み付けるとともに、片面に壺形コアの中芯に対向する中央突部と中央突部と同心の方形嵌合凹部とを設けた平板コアを、中央突部に接着剤を塗布して嵌合凹部に絶縁台座を嵌合してリードフレームに組み付けて、壺形コアと平板コアとを接合する行程とを含むことを特徴とするインダクタの製造方法。
IPC (3件):
H01F 41/10 ,  H01F 15/10 ,  H01F 17/04

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