特許
J-GLOBAL ID:200903009877089692
エンジン用ピストン
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-249089
公開番号(公開出願番号):特開平10-078129
出願日: 1996年08月31日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 ピストンにおいて、高回転数運転時の圧縮行程において反スラスト側で生じるスラップ音の低減を図る。【解決手段】 スカート部3のスラスト側にのみ、スカート部3との間の隙間内にダンピング用オイルが供給される外環部材7を嵌合配設する。ピストン本体1の重心G2 は、ピストン本体1の中心線A-Aに対してスラスト側にオフセットしている。高回転数運転時の圧縮行程において、ピストン本体1に働く慣性力と圧縮圧力に基づくモーメントによって、ピストン本体1はクラウン部2を反スラスト側に押し付けながら上死点へと移動するので、ピストン本体1のシリンダライナに対する衝撃が軽減されて、スラップ音の発生を確実に低減できる。
請求項(抜粋):
ピストンリング溝を備えたクラウン部とピストンピンを挿通するピン孔が形成されたボス部を備えたスカート部とから構成したピストン本体、前記スカート部にスラスト側にのみ嵌合配設され且つ前記スカート部との間にダンパー用オイルが導入される隙間を形成している外環部材、及び前記ピストンピンの両端部に取り付けられており、前記外環部材を前記ピストンピンの軸回りに回動自在に且つ前記ピストン本体に対してスラスト方向に相対移動自在に支持する外環支持部材から成り、前記ピストン本体の重心が前記ピストン本体の中心線よりもスラスト側にオフセットされているエンジン用ピストン。
IPC (4件):
F16J 1/06
, F01M 1/06
, F02F 3/00
, F02F 3/00 301
FI (5件):
F16J 1/06
, F01M 1/06 C
, F02F 3/00 L
, F02F 3/00 E
, F02F 3/00 301 Z
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