特許
J-GLOBAL ID:200903009881394912

内燃機関のアイドル回転速度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-267809
公開番号(公開出願番号):特開平8-121293
出願日: 1994年10月31日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 何ら専用の温度センサや特殊な構造を必要としない安価な構成でありながら、アイドル回転速度制御弁(ISCバルブ)の駆動精度を常に適正に維持することのできる内燃機関のアイドル回転速度制御装置を提供する。【構成】 機関の冷却水温センサ23の出力に基づき目標アイドル回転数を演算するとともに、機関の回転数センサ22を通じて検出される機関回転数と該目標アイドル回転数とからその都度の回転数偏差を演算する。一方、この回転数偏差等に基づきISCバルブ駆動パルスの基本デューティ値を算出し、更にこの基本デューティ値に基づきISCバルブ18のソレノイドコイル自己発熱温を推定する。そして該推定したコイル自己発熱温を機関の吸気温センサ14の出力に加算して同ソレノイドコイルのコイル温を算出し、この算出したコイル温に基づいて上記基本デューティ値を逐次補正する。
請求項(抜粋):
内燃機関のスロットル弁をバイパスする補助空気通路に配され、ソレノイドコイルへの通電量に応じて該補助空気通路の開度を調整するアイドル回転速度制御弁と、同機関がアイドル状態にあるときの目標回転数を算出する目標アイドル回転数演算手段と、機関回転数がこの算出された目標アイドル回転数となるための前記ソレノイドコイルへの基本通電量を算出する基本通電量演算手段と、前記アイドル回転速度制御弁の周囲温度に基づき前記ソレノイドコイルの温度を推定するコイル温推定手段と、この推定されるソレノイドコイルの温度に応じて前記算出される基本通電量を逐次補正する通電量補正手段と、該補正された通電量にて前記アイドル回転速度制御弁を駆動する駆動手段と、を具えることを特徴とする内燃機関のアイドル回転速度制御装置。
IPC (4件):
F02M 69/32 ,  F02D 41/08 365 ,  F02D 41/16 ,  F02D 45/00 312

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