特許
J-GLOBAL ID:200903009887416004
耐へたり性および曲げ性に優れた低Niばね用ステンレス鋼
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
曾我 道治
, 古川 秀利
, 鈴木 憲七
, 梶並 順
, 大宅 一宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-067940
公開番号(公開出願番号):特開2009-221553
出願日: 2008年03月17日
公開日(公表日): 2009年10月01日
要約:
【課題】Niを必要最小限の含有量に抑制しつつも優れた曲げ加工性を発現し、高強度ステンレス製ばねとして必須とされる耐へたり性および耐食性をも兼備するオーステナイト系ステンレス鋼を提供する。【構成】質量%で、0.10%≦C+0.5N≦0.25%(但しC>0.05%、N>0.05%)、Si≦1.5%、0.5%≦Mn<3.0%、P≦0.06%、S≦0.005%、1.5%≦Ni<5.0%、15.0%≦Cr≦19.0%、0.8%≦Cu≦0.8〜4.0%、残部がFe及び不可避的不純物からなり、(1)式で示されるオーステナイト安定度指標Md30が0〜60、(2)式で示される積層欠陥エネルギー生成指標SFEが0〜40未満であって、加工誘起マルテンサイト相を5〜50体積%、残部がオーステナイト相からなる、耐へたり性および曲げ性に優れた低Niばね用ステンレス鋼、Md30=551-462(C+N)-9.2Si-8.1Mn-29(Ni+Cu)-13.7Cr・..(1)、SFE=6.2Ni+18.6Cu+0.7Cr+3.2Mn-53..・(2)【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、0.10%≦C+0.5N≦0.25%(但しC>0.05%、N>0.05%)、Si≦1.5%、0.5%≦Mn<3.0%、P≦0.06%、S≦0.005%、1.5%≦Ni<5.0%、15.0%≦Cr≦19.0%、0.8%≦Cu≦4.0%を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなり、
下記(1)式で示されるオーステナイト安定度指標Md30が0〜60、下記(2)式で示される積層欠陥エネルギー生成指標SFEが0〜40未満であって、加工誘起マルテンサイト相を5〜50体積%、残部がオーステナイト相からなる、耐へたり性および曲げ性に優れた低Niばね用ステンレス鋼。
Md30=551-462(C+N)-9.2Si-8.1Mn-29(Nl+Cu)-13.7Cr・..(1)
SFE=6.2Ni+18.6Cu+0.7Cr+3.2Mn-53..・(2)
IPC (3件):
C22C 38/00
, C22C 38/58
, C21D 9/46
FI (3件):
C22C38/00 302Z
, C22C38/58
, C21D9/46 Q
Fターム (21件):
4K037EA02
, 4K037EA05
, 4K037EA06
, 4K037EA09
, 4K037EA12
, 4K037EA13
, 4K037EA15
, 4K037EA16
, 4K037EA17
, 4K037EA18
, 4K037EA20
, 4K037EA23
, 4K037EA25
, 4K037EA27
, 4K037EA28
, 4K037EB05
, 4K037EB07
, 4K037EB08
, 4K037EB09
, 4K037FL01
, 4K037FL02
引用特許:
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