特許
J-GLOBAL ID:200903009891036437

ロッドレスシリンダのシールベルト及びその製造方法並びにロッドレスシリンダのシール構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-168833
公開番号(公開出願番号):特開2000-002206
出願日: 1998年06月16日
公開日(公表日): 2000年01月07日
要約:
【要約】【課題】シールベルト11の弾性突条37とシリンダチューブ1の掛止突条32との係脱が円滑に行われ得るとともに、シールベルト11とピストン等との摺動抵抗を低減させることができ、更には製作容易なロッドレスシリンダのシールベルト11を得る。【解決手段】シールベルト11は、基体36と、その幅方向両端から突出される一対の弾性突条37とから構成されている。ピストン等と摺接される基体36の下面は硬質材料Hで形成されるとともに、弾性突条37を含むそれ以外の部分は軟質材料Sで形成されている。これら軟質材料S及び硬質材料Hはいずれもナイロン樹脂からなり硬度のみが異なっている。そして、シールベルト11はこれら硬度のみがかえられた材料の同時押出し又は同時引抜き成形により一体成形されることにより得られる。
請求項(抜粋):
シリンダ本体の長手方向に形成されたスリットをシリンダ本体の内面側から閉塞する基体と、シリンダ本体の内面にスリットと平行に延びる掛止突条に対して弾性変形して掛止される弾性突条とを備え、シリンダ本体内部に収容されたピストンの前記長手方向への移動に伴い、ピストンの移動方向前側にて弾性突条を掛止突条から外すとともに、ピストンの移動方向後側にて弾性突条を掛止突条に掛止させるようにしたロッドレスシリンダのシールベルトにおいて、前記シールベルトを同一種かつ硬度の異なる複数の材質にて一体形成し、少なくとも前記弾性突条を軟質とするとともに、前記基体のうち少なくともピストン側との当接部位を硬質としたロッドレスシリンダのシールベルト。
Fターム (6件):
3H081AA03 ,  3H081CC20 ,  3H081DD12 ,  3H081EE10 ,  3H081EE15 ,  3H081EE29

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