特許
J-GLOBAL ID:200903009899288788

生体人工部材のための薬剤導入性および放出性重合性コーティング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-521089
公開番号(公開出願番号):特表平8-507715
出願日: 1994年03月09日
公開日(公表日): 1996年08月20日
要約:
【要約】本発明において、重合体の隙間に生理活性化合物が取り込まれたポリウレタンコーティングを有する人工部材が提供される。そのような部材の調製方法が提供される。すなわち、ポリウレタンコーティングを人工部材に適用し、次に、相当量の生理活性化合物が重合体の隙間に取り込まれるように(重合体を有意に溶解することなく)コーティングを膨張させる。本発明の人工部材の長期間生理的条件下に接触させると、処理した重合体から生理活性化合物がゆっくり放出される。従って生理活性化合物は、それが必要とされる部位(すなわち、人工部材がある部位)でのみ放出される。
請求項(抜粋):
対象者に生理活性化合物を局所的に送達するのに適したシステムを調製する方法であって、少なくとも20ミクロンの厚さの医薬品級のポリウレタンコーティングをその上に有する基体よりなる部材、および100部の有機溶媒系につき少なくとも0.1部の少なくとも1つの生理活性化合物を含有するコーティング膨張溶液よりなる組合せを、ポリウレタンコーティングの実質的に全ての厚さに浸透することを可能にする条件下に置き、次に該ポリウレタンコーティングから有機溶媒を実質的に除去するのに充分な条件下で、溶媒処理した部材を乾燥することよりなる、上記方法。

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