特許
J-GLOBAL ID:200903009900965683

エステル加水分解酵素活性の阻害方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-029797
公開番号(公開出願番号):特開平10-210999
出願日: 1997年01月29日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】本発明の課題は、血清脂質の測定におけるエステラーゼやリパーゼのキャリーオーバーによる誤差を防止するための新しい技術の提供である。【解決手段】本発明は、アルキルボロン酸化合物によるエステル加水分解酵素活性の阻害方法と、この阻害方法を利用した血清脂質の測定方法、並びに測定用試薬組成物である。【効果】本発明によれば、誤差の原因となる酵素の活性を確実に抑制することができる。本発明の阻害剤は低濃度で効果を示し、しかもコレステロールオキシダーゼのような脂質測定に必要な酵素に影響を与えない。また乳び対策として任意の界面活性剤を組み合せることができる。
請求項(抜粋):
血清脂質の測定において誤差の原因となるエステルの加水分解酵素活性を阻害する方法であって、下記一般式(1)に示す構造を持つ化合物によるエステルの加水分解酵素活性の阻害方法【化1】R1、R2はC1〜12の直鎖もしくは分岐アルキル基、フェニル基、トリル基、またはヒドロキシル基を示す
IPC (4件):
C12Q 1/44 ,  C12N 9/99 ,  C12Q 1/60 ,  C12Q 1/61
FI (4件):
C12Q 1/44 ,  C12N 9/99 ,  C12Q 1/60 ,  C12Q 1/61
引用文献:
審査官引用 (5件)
  • BBA, vol.711, pp.386-390 (1982)
  • JBC, vol.255(11), pp.5064-5068 (1980)
  • BBRC, vol.134(1), pp.386-392 (1986)
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