特許
J-GLOBAL ID:200903009903609101
ステープル装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-012862
公開番号(公開出願番号):特開平6-315904
出願日: 1994年02月04日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【構成】 シートの重畳体(35)を貫通して打ち込まれたステープル(34)の端部をシートの重畳体(35)上に折り曲げる曲げ部材(30,31)を備えたクリンチ装置(3)を有したステープル装置(1)。曲げ部材(30,31)はプッシュロッド(26,27)によって作動され、このプッシュロッドの曲げ部材(30,31)に対面した端部には、各駆動ストロークの間にステープルの端部をクリンチするために曲げ部材(30,31)上を転がる回転ローラー(28,29)が設けられている。【効果】 プッシュロッド(26,27)の復帰中は、減少した摩擦力が、ローラー(28,29)と曲げ部材(30,31)との間にスリップを生じさせ、接触点が連続的に移動する。そのため、ローラー(28,29)にかかる荷重が均一に分配されて減少され、クリンチ装置(3)の耐久性が向上する。
請求項(抜粋):
ステープルをシートの重畳体の中に一方側から打ち込むための打ち込み装置と、前記シートの重畳体の他方側において前記ステープルの端部を打ち曲げるためのクリンチ装置と、を備え、前記クリンチ装置は、回動自在に取り付けられ対向方向に可動とされた2つの曲げ部材を含み、該曲げ部材は、前記ステープルの位置および前記ステープルの長手方向に対して対称に配置されており、該曲げ部材の前記ステープルの端部から離れた面は、前記シートの重畳面に対して垂直方向に直線運動するアクチュエーターに連動可能とされており、前記曲げ部材は、前記ステープル位置の外側に位置された第1の端部の領域において回動自在に設けられており、かつ、前記アクチュエーターが前記ステープルの上方に配された該曲げ部材の第2の自由端を駆動する、重畳されたシートをステープル留めするためのステープル装置において、前記曲げ部材(30,31)の前記ステープルの端部から離れた前記各面(30b,31b)が、各ローラー(28,29)に接触可能とされ、かつ、これらローラー(28,29)は、直線運動するプッシュロッドとされた前記アクチュエーターに回転するように取り付けられていることを特徴とするステープル装置。
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