特許
J-GLOBAL ID:200903009910034068

加工密着性に優れたポリアミド樹脂被覆金属板の製造方法、ポリアミド樹脂被覆金属板およびそれを用いた容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 太田 明男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-063885
公開番号(公開出願番号):特開平11-245330
出願日: 1998年03月02日
公開日(公表日): 1999年09月14日
要約:
【要約】【課題】 絞り加工や絞りしごき加工を施した際に、層間剥離や樹脂層におけるクラックの発生などの欠陥が生じず、さらに加工後に熱処理を施した際にも皮膜剥離を生じることがない、加工密着性および加工後耐熱密着性に優れたポリアミド樹脂被覆金属板の製造方法、その製造方法を用いて製造したポリアミド樹脂被覆金属板を提供する。【解決手段】 一定のX線回折条件で測定した場合に一定範囲の回折強度を有するポリアミド樹脂を、ポリアミド樹脂の融点以上の温度に加熱された金属板上に当接して積層した後急冷することからなるポリアミド樹脂被覆金属板の製造方法において、積層後のポリアミド樹脂のX線回折強度が一定範囲となるように積層作業条件を制御することによって目的とするポリアミド樹脂被覆金属板が得られる。
請求項(抜粋):
下記に示すX線回折条件で測定した場合の回折強度が7000〜50000カウント/秒(CPS)であるポリアミド樹脂を、ポリアミド樹脂の融点以上の温度に加熱された金属板の少なくとも片面上に当接して積層した後急冷することからなるポリアミド樹脂被覆金属板の製造方法において、積層後のポリアミド樹脂の回折強度が、下記に示すX線回折条件で測定した場合に 500〜7500カウント/秒(CPS) となるように制御することを特徴とする、加工密着性に優れたポリアミド樹脂被覆金属板の製造方法。[X線回折条件]・ターゲット(X線管):Cu-Kα・回折角度(2θ):23.7 ゚・管電圧:50kV・管電流:190mA・計数時間:1秒
IPC (5件):
B32B 15/08 ,  C09D177/00 ,  H01G 4/224 ,  B29K 77:00 ,  B29L 9:00
FI (3件):
B32B 15/08 R ,  C09D177/00 ,  H01G 1/02 C
引用特許:
審査官引用 (17件)
  • 特開平1-238931
  • 特開平1-238931
  • 絞り加工用アルミニウム積層体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-144968   出願人:三菱樹脂株式会社
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