特許
J-GLOBAL ID:200903009917166318
干渉補償回路
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-061777
公開番号(公開出願番号):特開平7-273678
出願日: 1994年03月30日
公開日(公表日): 1995年10月20日
要約:
【要約】【目的】 主信号と干渉成分の位相差と振幅比が互いに無相関とならない状態においても、干渉信号の抽出および干渉補償が可能となる干渉補償回路を提供する。【構成】 主アンテナ1、第1副アンテナ2、第2副アンテナ2’をそれぞれ含む3つの伝送路と、2つの干渉抽出部と、両方の干渉抽出部の出力を合成する合成回路を備える。このため、干渉抽出条件が互いに異なるように、それぞれの干渉抽出部に入力する伝送路を選ぶことにより、一方の干渉抽出部で干渉抽出条件が破れ干渉信号が抽出されない場合においても、他方の干渉抽出部では干渉信号が抽出されている。すなわち、合成回路の出力において与干渉信号を常に得ることができる。
請求項(抜粋):
主信号受信用の主伝送路、第1の副伝送路、及び第2の副伝送路と、前記主伝送路および第1の副伝送路の出力信号を合成する合成器と、該合成器の出力信号から再生した基準搬送波によって、前記合成器の出力信号と主伝送路、第1の副伝送路、および第2の副伝送路の各受信信号を各々検波する位相検波器と、前記合成器の出力信号から再生したクロック信号により前記位相検波器の出力を各々サンプリングして量子化する識別器とを有し、前記第1の副伝送路の識別器の出力信号の周波数特性を変換するディジタルフィルタと、該ディジタルフィルタ出力および前記主伝送路の識別器出力をそれぞれ加算する加算器と、該加算器出力において主信号を消去し、干渉信号のみを抽出するように前記ディジタルフィルタの各タップの重み付けを制御する重み付け制御回路とからなる第1の干渉抽出部を備え、前記第2の副伝送路の識別器の出力信号の周波数特性を変換するディジタルフィルタと、該ディジタルフィルタ出力および前記主伝送路の識別器出力をそれぞれ加算する加算器と、該加算器出力において主信号を消去し、干渉信号のみを抽出するように前記ディジタルフィルタの各タップの重み付けを制御する重み付け制御回路とからなる第2の干渉抽出部を備え、前記第2の干渉抽出部出力に接続れさた可変減衰器と、該可変減衰器出力および前記第1の干渉抽出部出力をそれぞれ加算する加算器と、該加算器出力において干渉信号を同相合成するように前記可変減衰器を制御する可変減衰器制御回路とからなる合成回路を備え、前記合成回路出力に接続されたディジタルフィルタと、該ディジタルフィルタ出力および前記合成器出力に接続された識別器出力をそれぞれ加算する加算器と、該加算器出力から誤差信号を抽出し、該誤差信号および前記干渉抽出部の出力信号の間で相関検出を行うことにより、前記合成器出力に接続された加算器出力において主信号中に含まれる干渉成分を消去するように前記干渉抽出部出力に接続されたディジタルフィルタの各タップの重み付けを制御する重み付け制御回路とからなる干渉補償部を備えていることを特徴とする干渉補償回路。
IPC (5件):
H04B 1/10
, H03H 17/00
, H04B 7/015
, H04B 7/08
, H04L 27/00
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