特許
J-GLOBAL ID:200903009926896353

車両のアンチロックブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-019187
公開番号(公開出願番号):特開平5-213178
出願日: 1992年02月04日
公開日(公表日): 1993年08月24日
要約:
【要約】【目的】 制動時の段差通過時には車両の減速度に拘らず十分な制動力が得られ、また低μ路で誤作動し難い車両のアンチロックブレーキ装置を提供する。【構成】 車輪速度検出手段3、各ホイールシリンダ4に付与されるブレーキ液圧を制御するアクチュエータ5、路面状態に応じたブレーキ液圧制御を行うようにアクチュエータ5に作動信号を出力する電子制御装置2を備えた車両のアンチロックブレーキ装置において、制御開始直後に、各車輪速度検出手段3からの検出信号が設定時間内に所定の速度値以上になり、かつ、車輪加速度が前記設定時間以内に負の所定値に達しかつ正の所定値に達することにより当該路面の段差を検出する段差検出手段6と、この段差検出手段6により段差が検出されたときブレーキ液圧制御(ABS制御)を終了させる制御終了手段7を設けた。
請求項(抜粋):
各車輪の速度を検出して電子制御装置に入力する車輪速度検出手段、電子制御装置の出力信号により各ホイールシリンダに付与されるブレーキ液圧を制御するアクチュエータ、各車輪速度検出手段からの検出信号により路面状態に応じたブレーキ液圧制御を行うようにアクチュエータに作動信号を出力する電子制御装置を備えてなる車両のアンチロックブレーキ装置において、制御開始直後に、前記各車輪速度検出手段からの検出信号が設定時間内に所定の速度値以上になり、かつ、前記各車輪速度検出手段からの検出信号に基づいて演算された車輪加速度が、前記設定時間以内に、負の所定値に達し、かつ正の所定値に達することにより当該路面の段差を検出する段差検出手段と、この段差検出手段により段差が検出されたときブレーキ液圧制御を終了させる制御終了手段を設けたことを特徴とする車両のアンチロックブレーキ装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭62-261566
  • 特開昭64-070256
  • 特開昭62-261566

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