特許
J-GLOBAL ID:200903009936015215

車両用ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-282032
公開番号(公開出願番号):特開平10-181581
出願日: 1997年10月15日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 例えばSMC弁の差圧機能とポンプの吐出機能との様な制御手段の動作状態を、容易に且つ確実に検出することができる車両用ブレーキ装置を提供すること。【解決手段】 ステッフ ゚120では、SRC弁34をオンし、ステッフ ゚130では、SMC弁31をオンする。ステッフ ゚140では、電動ポンプモータ41をオンして、SMC弁31の両側に圧力差が発生させる。そして、チェック制御を開始するタイミングに至ると、ステッフ ゚170にて、SMC弁31を一時的にオフしてその流路を開き、SMC弁31の両側の圧力差を解消する。ステッフ ゚180では、SMC弁31の一時的なオフによって生じたブレーキ油の脈動を、圧力センサ51によって検出し、ステッフ ゚190では、脈動の変動幅△Pを求める。ステッフ ゚200では、脈動の変動幅△Pに基づいて、SMC弁31の差圧機能や油圧ポンプ38の吐出機能の異常を判定する。
請求項(抜粋):
車両制動時に、車輪に車輪制動力を発生させるためにブレーキ液圧を発生するブレーキ液圧発生手段と、該ブレーキ液圧発生手段から前記ブレーキ液圧を受けて、前記車輪制動力を発生する車輪制動力発生手段と、前記ブレーキ液圧発生手段と前記車輪制動力発生手段とを連通する管路と、該管路に設けられ、前記ブレーキ液圧発生手段側のブレーキ液圧と前記車輪制動力発生手段側のブレーキ液圧との間に圧力差を発生させる制御手段と、該制御手段によって前記管路中のブレーキ液圧に圧力差を発生させた場合、前記制御手段を駆動して前記圧力差をなくす際に前記管路中に発生するブレーキ液圧の脈動から前記制御手段の作動状態を判定する判定手段と、を備えたことを特徴とする車両用ブレーキ装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-321462
  • 特公昭50-032835

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