特許
J-GLOBAL ID:200903009940108147

エンジンの燃料噴射制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-040900
公開番号(公開出願番号):特開平6-200796
出願日: 1993年03月02日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 燃料性状によらず空燃比制御性能を維持する。【構成】 ステップ302で加減速状態を判定する。ステップ308、309で空燃比のリーン、リッチの状態を判定する。ステップ310で、加減速情報と空燃比の情報と最新の判定燃料性状から現在の燃料性状を判定する。【効果】 燃料性状が判定できるので、それに応じた制御パラメータを選択することにより空燃比制御性能が維持でき、排気ガス性能や運転性能は劣化することない。
請求項(抜粋):
吸気管内の燃料輸送に関するパラメータをエンジン運転状態の種々の検出値から算出し、目標空燃比を実現するよう燃料噴射量を制御する自動車エンジンの燃料噴射制御装置において、(a)エンジンが定常運転状態から、所定の加速状態、あるいは、減速状態に入ったか否かを判定する処理、(b)上記(a)の判定処理により、エンジンが所定の加速状態、あるいは、減速状態に入ったと判定された後、空燃比A/Fと目標空燃比A/Foの差が所定値以上、あるいは、所定値以下になったかどうかを判定する処理、(c)上記(b)の判定処理により上記空燃比の差が所定値以上、あるいは、所定値以下になったと判定された場合、上記加減速情報と上記空燃比の差の情報、及び、過去のこのステップの判定処理により判定された最新の燃料の重質、軽質度から現在の燃料の重質、軽質度を判定する処理、(d)予め燃料の重質、軽質度別に用意した燃料輸送のパラメータ特性のうち、上記(c)の処理で判定された燃料の重質、軽質度に対するパラメータ特性を選択し、さらに、選択されたパラメータ特性を用いてその時々の運転状態に対する燃料輸送のパラメータ値を算出し、燃料噴射量を決定する処理からなることを特徴とするエンジンの燃料噴射制御方法。
IPC (5件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 41/04 ,  F02D 41/10 330 ,  F02D 41/12 330 ,  F02D 45/00 364

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