特許
J-GLOBAL ID:200903009945914524

キーコントロール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-167429
公開番号(公開出願番号):特開平8-016178
出願日: 1994年06月27日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 キーコントロール付与から未付与への変更時に不要なフィルタがかかったり、ノイズが発生するのを防止する。【構成】 キー変換部41は、入力信号DinをLサンプル分記憶して、与えられたキー変化量KCに基づいて記憶手段への入力信号の書込間隔に対する読出間隔を制御することによりキーコントロールされた信号を出力する。キーコントロール付与から未付与への変更が指示された際、クロスフェード切換手段が、キーコントロール付与後の信号からキーコントロール未付与の入力信号へと信号を徐々に切換える。
請求項(抜粋):
入力信号をL(L:任意の整数)サンプル分記憶する記憶手段と、与えられたキー変化量に基づいて前記記憶手段への入力信号の書込間隔に対する読出間隔を制御すべくL/n(n:2以上の整数)アドレスだけ離れたn個の読出アドレスを生成してn個の入力信号を前記記憶手段から読み出す読出制御手段と、この読出制御手段で生成される前記n個の読出アドレスのそれぞれについて、前記読出アドレスが一巡する期間を1周期とし、前記読出アドレスが最大アドレスから最小アドレスに切り替わるタイミングで最小値、最小アドレスと最大アドレスとの中間値で最大値となるn個の窓波形を生成する窓波形生成手段と、前記読出制御手段によって前記記憶手段から読み出されたn個の入力信号を前記窓波形生成手段で生成されたn個の窓波形でそれぞれ重み付けして加算する演算手段とを備えたキーコントロール装置において、キーコントロール付与から未付与への変更が指示された際、前記演算手段から出力されるキーコントロール付与後の信号に対しては減少傾向の波形により重み付けすると共に、前記記憶手段へ書き込む前のキーコントロール未付与の入力信号に対しては増加傾向の波形により重み付けし、且つ両信号を合成することにより両信号をクロスフェード切り換えするクロスフェード切換手段を備えたことを特徴とするキーコントロール装置。

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