特許
J-GLOBAL ID:200903009954347276

放電型サージアブソーバ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-106855
公開番号(公開出願番号):特開平7-320845
出願日: 1994年05月20日
公開日(公表日): 1995年12月08日
要約:
【要約】【目的】継続的な過電圧又は過電流が侵入してもマイクロギャップ間の放電を速やかに停止でき、この放電による熱でガラス管が溶けるのを防止できる。【構成】サージアブソーバ11はサージ吸収素子13を不活性ガス12aとともにガラス管12内に収容することにより構成される。サージ吸収素子は導電性皮膜14aで被包されたセラミック素体14の周面に形成されたマイクロギャップ14bと、セラミック素体の両端に嵌着されたキャップ電極16,17とを有する。ガラス管の両端に相対向して封着された封止電極18,19は封着状態でサージ吸収素子を固定し、かつキャップ電極に電気的に接続される。導電性皮膜はSnO2であって、不活性ガスはCO2ガスである。キャップ電極の外面にガラス管の内面に向って延びるフランジ部16a,17aが突設され、フランジ部がセラミック素体をガラス管の半径方向に対して略中央に位置させる。
請求項(抜粋):
導電性皮膜(14a)で被包した円柱状のセラミック素体(14)の周面にマイクロギャップ(14b)が形成され、前記セラミック素体(14)の両端に一対のキャップ電極(16,17)を有するサージ吸収素子(13)が不活性ガス(12a)とともにガラス管(12)内に収容され、前記ガラス管(12)の両端に一対の封止電極(18,19)が相対向して封着され、前記一対の封止電極(18,19)が封着状態で前記サージ吸収素子(13)を固定し、かつ前記一対のキャップ電極(16,17)に電気的に接続された放電型サージアブソーバにおいて、前記導電性皮膜(14a)がSnO2であって前記不活性ガス(12a)がCO2ガスであり、前記キャップ電極(16,17)の外面に前記ガラス管(12)の内面に向って延びるフランジ部(16a,17a)が突設され、前記フランジ部(16a,17a)が前記セラミック素体(14)を前記ガラス管(12)の半径方向に対して略中央に位置させるように構成されたことを特徴とする放電型サージアブソーバ。
IPC (2件):
H01T 4/12 ,  H01C 7/12
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特公平5-004793
  • 特開昭59-157981
  • 特開昭55-104092
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