特許

J-GLOBAL ID：200903009961518310

スタータ

発明者： 大城 孝弘 ,  長尾 安裕
出願人/特許権者： 日本電装株式会社
代理人 (1件)： 碓氷 裕彦
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-297068
公開番号（公開出願番号）：特開平5-133310
出願日： 1991年11月13日
公開日（公表日）： 1993年05月28日
要約：

【要約】【目的】 ピニオンギヤを有するスタータの、前記ピニオンギヤの軸方向のスペースを抑えながら、ピニオンギヤとリングギヤとの噛合性を向上させることを目的とする。【構成】 スタータのピニオンギヤは、リングギヤに噛合するギヤ部(1b)とクラッチインナ部(1a)とに分割して形成され、前記ギヤ部(1b)のオーバーランニングクラッチ(10)側の歯底内側に設けられた空間(2)内に前記ギヤ部をリングギヤ側に押圧する弾性部材をなす皿バネ(3)等を配設したことにより、軸方向のスペースを抑えながら噛合性を向上する。

請求項（抜粋）：

始動モータにより回転駆動されるアーマチュアシャフトと、前記アーマチュアシャフトに形成されるヘリカルスプラインに係合して駆動されるオーバーランニングクラッチと、前記オーバーランニングクラッチを介して駆動されるピニオンギヤとを備え、前記始動モータからの回転駆動力を、前記ピニオンギヤを介してエンジン側のリングギヤに伝えるスタータにおいて、前記ピニオンギヤは、前記リングギヤに噛合するギヤ部とクラッチインナ部とに分割して形成されると共に、前記クラッチインナ部端部に前記ギヤ部が軸方向に摺動する為のスプラインが形成され、前記ギヤ部噛底の内側でかつクラッチインナ部端部の外側に空間が成形され、この空間内に前記ギヤ部をリングギヤ側に押圧する弾性部材が介装されていることを特徴とするスタータ。