特許
J-GLOBAL ID:200903009965632851

測距レーダー信号を用いた視程検出方式及び測距レーダー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-231009
公開番号(公開出願番号):特開平6-075048
出願日: 1992年08月31日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 測距レーダー信号を用いて測距空間の視程値を求めるとともに、視程による測距誤差を求め、これによって測距値を補正する。【構成】 フォトダイオード2で受信される反射パルス信号の受信回数を、距離カウンタ7からの距離信号別、立ち上りカウンタ8からの立ち上り時間別又はレベル検出器9からの受信レベル別に集計し、これによって得られる受信回数分布データの分散の度合いから視程値を求め、該視程値から更に測距誤差を求めて、距離カウンタ7からの距離信号に基づいて得られた測距値の補正を行なう。【効果】 測距動作と視程測定動作とを同時に並行して行なうことができるので、測距値の補正が測距と同時に可能となり、被測定距離が速く変化する場合でも変化に即応して正しい測距値が得られる。車間距離測距レーダーに実施すれば、車間距離警報の他に視程不良警報も行なうことができ、安全運転に大きく寄与する。
請求項(抜粋):
目標方向に向けてパルス信号を投射し、該パルス信号の測距目標物での反射によって生ずる反射パルス信号を受信し、上記パルス信号の投射時から上記反射パルス信号の受信時までの所要時間を測定して、該測定した所要時間を距離に換算することにより上記測距目標物までの距離を求めるようにした測距レーダーにおいて、目標方向に向けて多数のパルス信号を投射し、これによって目標方向から受信される反射パルス信号の受信回数を、パルス信号の投射時から反射パルス信号の受信時までの所要時間別もしくは当該所要時間から演算した距離別、反射パルス信号のパルス立ち上り時間別、又は反射パルス信号の受信強度別に集計し、いずれか少くとも1つの集計結果に現われる受信回数分布の分散状況から上記目標方向の視程値を求めるようにしたことを特徴とする測距レーダー信号を用いた視程検出方式。
IPC (2件):
G01S 17/10 ,  G01S 17/88

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