特許
J-GLOBAL ID:200903009966514259
シート温調装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大貫 和保 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-220351
公開番号(公開出願番号):特開平10-044756
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】【課題】 シートを温調することによって、そこに着座する乗員の空調環境を快適にすると共に、シートと乗員の間の蒸れによる不快感を解消する。【解決手段】 送風機の稼働によって空調ダクト内に車室内空気を取り込み、冷房モードの場合には第1の熱交換器が吸熱側となるように、また暖房モードの場合には第1の熱交換器が放熱側となるように、熱電効果素子に電流を流す。これによって、第1の熱交換器によって熱交換されて温調された空気は第1の通路を介して座部及び背もたれ部に供給される。また、第2の熱交換器によって放熱若しくは吸熱された不要の空気は第2の通路を介して車室外へ排出される。さらに、ミックスドアの開閉によって第2の熱交換器を通過した空気と、第1の熱交換器を通過した空気のバイパス通路の下流側で混合する。
請求項(抜粋):
表面が通気性の良い部材によって形成され、前記表面の内部に空気通路が形成される座部と、表面が通気性の良い部材によって形成され、前記表面の内部に空気通路が形成される背もたれ部とからなるシートにおいて、前記座部内に配され、一端が前記シートが配される車室内と連通する空調ダクトと、この空調ダクトに配される送風機と、前記空調ダクトに配され、電流の流れる方向によって吸熱側と放熱側が切り替わる2つの側面を有し、一方の側面に第1の熱交換器、他方の側面に第2の熱交換器が装着される熱電効果素子と、前記空調ダクトの下流側に設けられて前記第1の熱交換器が配されると共に、前記座部の空気通路及び前記背もたれ部の空気通路に連通する前記第1の通路と、前記空調ダクトの下流側に設けられて前記第2の熱交換器が配されると共に、車室外に連通する第2の通路と、前記第2の通路と前記第1の通路とを連通するバイパス通路と、適宜前記バイパス通路を開放して前記第2の通路を閉塞し、前記第2の熱交換器を通過した空気を前記第1の通路に供給するミックスドアとを具備したことを特徴とするシート温調装置。
IPC (3件):
B60H 1/32 621
, B60H 1/22 611
, B60H 1/34
FI (3件):
B60H 1/32 621 G
, B60H 1/22 611 C
, B60H 1/34 F
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