特許
J-GLOBAL ID:200903009968287497

熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳野 隆生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-148932
公開番号(公開出願番号):特開平11-343380
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】 引張強度等の剛性が低く、頭部衝撃指数が小さく、成形品の破断面がシャープエッジとならず延性的であり、かつ耐熱変形性が高く、しかも成形加工性に優れ、自動車用部品に適した熱可塑性樹脂組成物を提供する。【解決手段】 分子量の低い芳香族ポリカーボネート(A)、多量のグラフト共重合体(B)、α-メチルスチレンが高含有量のα-メチルスチレン系共重合体(C)、及びスチレン系共重合体(D)からなる熱可塑性樹脂組成物。
請求項(抜粋):
下記芳香族ポリカーボネート(A)5〜40重量部、下記グラフト共重合体(B)30〜80重量部、下記α-メチルスチレン系共重合体(C)0〜65重量部、及び下記スチレン系共重合体(D)0〜65重量部の合計100重量部からなり、下記ゴム重合体(R)の含量が樹脂中20〜50重量%であり、引張強度が100〜400kg/cm2 、熱変形温度(HDT)が80〜120°Cである熱可塑性樹脂組成物。芳香族ポリカーボネート(A):重量平均分子量が10,000〜35,000の芳香族ポリカーボネート。グラフト共重合体(B):ジエン系ゴム重合体、アクリル系ゴム重合体、シリコン系ゴム重合体、及びオレフィン系ゴム重合体の内から選択される少なくとも1種であって体積平均粒径が50〜1000nmであるゴム重合体(R)25〜90重量部に、芳香族ビニル化合物10〜90重量%、(メタ)アクリル酸エステル、シアン化ビニル化合物の少なくとも1種10〜90重量%、及びこれらと共重合可能な単量体0〜30重量%の合計100重量%からなる単量体混合物10〜75重量部を重合してなるグラフト共重合体。α-メチルスチレン系共重合体(C):アクリロニトリル10〜40重量%、α-メチルスチレン5〜80重量%、スチレン0〜85重量%、及びこれらと共重合可能な単量体0〜20重量%の合計100重量%からなる単量体混合物を重合してなり、メチルエチルケトン可溶分の還元粘度(30°C、N,N-ジメチルホルムアミド溶液中)が0.3〜1.2dl/gであるα-メチルスチレン系共重合体。スチレン系共重合体(D):アクリロニトリル10〜40重量%、スチレン60〜90重量%、及びこれらと共重合可能な単量体0〜20重量%の合計100重量%からなる単量体混合物を重合してなり、メチルエチルケトン可溶分の還元粘度(30°C、N,N-ジメチルホルムアミド溶液中)が0.3〜1.2dl/gであるスチレン系共重合体。
IPC (4件):
C08L 51/04 ,  C08L 25/02 ,  C08L 55/02 ,  C08L 69/00
FI (4件):
C08L 51/04 ,  C08L 25/02 ,  C08L 55/02 ,  C08L 69/00
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る