特許
J-GLOBAL ID:200903009969625019

水酸化ニッケルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 雅生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-111785
公開番号(公開出願番号):特開平10-291823
出願日: 1997年04月15日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、二次電池の正極基板である発泡メタル式基板に充填するに最適な形状と粒度及びタッピング密度を有する水酸化ニッケルを簡単な制御でしかも連続的に、容易に製造する方法を提供するものである。【解決手段】 本発明は、ニッケル塩水溶液と、ニッケル1当量に対しアンモニア0.5〜6当量のアンモニア水溶液と、苛性アルカリ0.9〜1.5当量の苛性アルカリ水溶液とを同時にかつ連続的に一定の割合で供給し、しかもこれら水溶液供給量の変動幅が±5%以内とし、撹拌条件下で水酸化ニッケルを生成する反応槽と、この反応槽から水酸化ニッケル粒子と水溶液を連続的にオーバーフローさせ供給し、撹拌条件下で熟成する熟成槽と、この熟成槽から水酸化ニッケル粒子と水溶液を連続的にオーバーフローさせ供給し、水酸化ニッケルと水溶液とを連続的に系外に取り出す固液分離槽とからなる。又、この固液分離槽から取り出された水酸化ニッケル粒子の一部を連続的に反応槽に±5%以内の変動幅で供給することにより水酸化ニッケルを製造する。
請求項(抜粋):
ニッケル塩水溶液と、アンモニア水溶液と、苛性アルカリ水溶液とを同時にかつ連続的に反応槽に供給し、撹拌条件下で水酸化ニッケルを生成させ、この反応槽から水酸化ニッケル粒子と水溶液を連続的にオーバーフローさせ熟成槽に供給し、撹拌条件下で熟成させ、この熟成槽から水酸化ニッケル粒子と水溶液を連続的にオーバーフローさせ固液分離槽に供給し、水酸化ニッケル粒子と水溶液とを連続的に系外に取り出すことからなることを特徴とする水酸化ニッケルの製造方法。
IPC (2件):
C01G 53/04 ,  H01M 4/32
FI (2件):
C01G 53/04 ,  H01M 4/32

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