特許
J-GLOBAL ID:200903009976327600

内燃エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-078426
公開番号(公開出願番号):特開平6-346707
出願日: 1994年04月18日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 自動可変カム軸調時装置における排出孔付きスプール式の液圧制御弁の動作を制御する改良した装置を提供する。【構成】 カム軸126はその端部にベーン160を固定しそれと共に揺動しない。カム軸はスプロケット132を支持し、スプロケットはカム軸と共に回転するがカム軸と共に揺動可能である。ベーンはスプロケットの反対側のリセス132a、b内に設けたローブ160a、bを有する。カム軸はパルスに反応して変化し、制御ユニット208からの信号に応答して制御弁192の弁本体198内の排出孔付きスプール200の位置を制御することによって、リセスから戻りラインを通る液圧流体、好ましくはエンジン油を選択的に阻止又は流すことによって、与えられた方向、すなわち進み方向又は遅れ方向に変化できる。排出孔付きスプールは制御ユニットによって制御される電気機械式アクチュエータ201によって弁本体内に選択的に位置決めされる。
請求項(抜粋):
軸線の回りで回転可能なクランク軸と、第2の軸線の回りで回転可能であって回転中にトルクの逆転を受けるカム軸(126)と、第1及び第2の円周方向に隔てられたローブ(160a、160b)を有するベーン(160)であって、前記カム軸に取り付けられ、前記カム軸と共に回転可能であって前記カム軸に関して揺動可能でないベーンと、前記カム軸と共に回転可能でまた前記カム軸に関して揺動可能であるハウジング(132)であって、第1及び第2の円周方向に隔てられたリセス(132a、132b)を有し、前記第1及び第2のリセスの各々が前記第1及び第2のローブの一つを受けかつ前記第1及び第2のローブの前記一方の揺動運動を許容するハウジングと、前記クランク軸から前記ハウジングに回転運動を伝達するための手段と、前記ハウジングの揺動を制御するための手段であって、前記カム軸に関する前記ハウジングの位置を変えるために前記カム軸のトルク反転に反応可能である制御手段とを備えた内燃エンジンにおいて、前記前記制御手段が、スプール弁本体(198)と、前記本体内で往復動可能でありかつ第1及び第2の隔てられたランド(200a、200b)を有するスプール(200)であって、大気への排出孔(198d)を有するスプールと、前記第1のリセス及び第2のリセスの一方から前記スプール弁本体に伸びている第1の戻りライン手段(194)であって、前記第1及び第2のランドの一方が前記弁本体内の前記スプールの位置の第1のレンジにおいて前記第1の戻りライン手段を通る流れを阻止しかつ前記弁本体内の前記スプールの位置の第2のレンジにおいて前記第1の戻りライン手段を通る流れを許容する第1の戻りライン手段と、前記第1のリセス及び第2のリセスの他方から前記弁本体に伸びている第2の戻りライン手段(196)であって、前記第1及び第2のランドの他方が前記弁本体内の前記スプールの位置の前記第2のレンジにおいて前記第2の戻りライン手段を通る流れを阻止し、前記弁本体内の前記スプールの位置の前記第1のレンジの第1の部分において前記第2の戻りライン手段を通る流れを許容し、また前記弁本体内の前記スプールの位置の前記第1のレンジの第2の部分において前記第2の戻りライン手段を通る流れを阻止する第2の戻りライン手段と、前記弁本体から前記第1のリセス及び前記第2のリセスの各々に伸びている入口ライン手段(182)であって、前記スプールの位置に関係なく液圧流体が前記弁本体から前記第1のリセス及び前記第2のリセスの前記各々に流れるのを許容し、液圧流体が前記第1のリセス及び第2のリセスの各々から前記弁本体に流れるのを阻止する逆止弁手段(184、186)を有する入口ライン手段と、前記クランク軸及び前記カム軸の位置を検出する手段(207a、207b)と、前記検出手段から情報を受けるための、また前記情報を使用して前記クランク軸とカム軸との間の相対位相角度を計算するためのエンジン制御ユニット(208)と、前記エンジン制御ユニットから発せられた信号に応答して前記スプールの位置を制御するための電気機械式アクチュエータ(201)と、前記電気機械式アクチュエータが附勢されていない期間に前記スプール弁を全進み位置に偏倚するための手段(202)と、を備えた内燃エンジン。
IPC (5件):
F01L 1/34 ,  F01L 13/00 301 ,  F02D 11/06 ,  F02D 13/02 ,  F16K 31/06 385
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 内燃機関及び内燃機関の運転方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-089053   出願人:ボーグ-ワーナー・オートモーテイブ・トランスミツシヨン・アンド・エンジン・コンポーネンツ・コーポレーシヨン
  • 特開平3-145507
  • 特開平4-175430

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