特許
J-GLOBAL ID:200903009978664663

シヨツクアブソーバのための電気制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-289156
公開番号(公開出願番号):特開平5-024423
出願日: 1991年10月08日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 スカイフック理論を用いてショックアブソーバの減衰力を車両の運転状態に応じて制御して、簡単な構成で車両の乗り心地を良好にする。【構成】 各輪毎のばね上部材の上下方向の絶対速度を車体のロール、ピッチ、ヒーブ、ワープなどの運動速度に変換する(ステップ63)。各運動に対する理想的なスカイフック減衰係数を車両の運転状態から計算する(ステップ64)。各運動速度に前記スカイフック減衰係数を乗算した後、再び前記乗算結果をばね上部材の上下方向の運動に対応した量に変換する(ステップ65)。この変換値をばね上部材のばね下部材に対する相対速度で除算して、ショックアブソーバの実減衰係数を計算する(ステップ67)。この実減衰係数と「0」より大きな所定値C0 とを比較することにより、この所定値を境にショックアブソーバの減衰力を2段階に切り換える(ステップ68〜70)。
請求項(抜粋):
車両のサスペンション装置内にてばね下部材とばね上部材との間に設けられて減衰力を大小2段階に切り換え可能なショックアブソーバを切り換え制御するための電気制御装置において、前記ばね上部材の上下方向の絶対速度を検出する絶対速度検出手段と、前記ばね上部材の前記ばね下部材に対する上下方向の相対速度を検出する相対速度検出手段と、車両の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記検出した車両の運転状態に応じて前記ばね上部材の運動に対する減衰係数を決定する減衰係数決定手段と、前記絶対速度の前記相対速度に対する比に前記減衰係数を乗算した値を算出する演算手段と、前記算出された値と零より大きな所定値とを比較して同算出された値と同所定値との大小関係に応じてショックアブソーバの減衰力の大小を切り換え制御する切り換え制御手段とを設けたことを特徴とするショックアブソーバのための電気制御装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-074411

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