特許
J-GLOBAL ID:200903009979893127

固体電解質型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-211849
公開番号(公開出願番号):特開平11-054138
出願日: 1997年08月06日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 MgO-MgAl2 O4 系又はランタンクロマイト系複合酸化物系セラミックス焼結体製ガスセパレータを備える固体電解質型燃料電池の製作時の接合温度を低くして電池性能の低下を防止すると共に、接合材の熱膨張率を高め、耐ヒートサイクル性を改善する。【解決手段】 SiO2 :CaO=1:0.5〜2(モル比),SiO2 :Al2 O3 =1:0.35以下(モル比)のSiO2 -CaO-Al2 O3 系接合材を介して焼成することにより接合する。【効果】 ガスセパレータ及びセル材料の成分と接合材のSiO2 -CaO-Al2 O3 系とが1300°C以下で液相焼結して生成する複合酸化物により各部材間を化学的に強固に接合する。接合材自体の熱膨張率が、ガスセパレータの熱膨張率やセルの熱膨張率とほぼ同じであるため、ヒートサイクルをかけても剥離、割れ等を生じることがない。
請求項(抜粋):
セラミックス焼結体よりなるガスセパレータを持つ固体電解質型燃料電池であって、ガスセパレータ材料同士、及び/又は、ガスセパレータ材料とセル材料とが、接合材を介して焼成することにより結晶性接合相を生成させて接合されてなる固体電解質型燃料電池において、該接合材がSiO2 とCaOとAl2 O3 とを含み、SiO2 とCaOとの割合がSiO2 :CaO=1:0.5〜2(モル比)であり、SiO2 に対するAl2 O3 の割合が0.35(モル比)以下であることを特徴とする固体電解質型燃料電池。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/12
FI (3件):
H01M 8/02 Z ,  H01M 8/02 B ,  H01M 8/12

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