特許

J-GLOBAL ID：200903009980802143

ディジタル通信におけるキャリア再生回路

発明者： 桧垣 健二 ,  熊谷 幸彦 ,  唐木 太一
出願人/特許権者： 日本無線株式会社
代理人 (1件)： 吉田 研二 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-191857
公開番号（公開出願番号）：特開平6-037832
出願日： 1992年07月20日
公開日（公表日）： 1994年02月10日
要約：

【要約】【目的】 装置構成を簡素化する。【構成】 8逓倍回路36にBRF42を前置する。BRF42は1/H(ω)(H(ω):ロールオフの伝達関数)の特性を有しており、BRF42をへることによりロールオフが解除される。【効果】 ロールオフ特性によって生じる不要波をBRF42によって抑圧することができ、S BPF38として高価な水晶BPF等を用いる必要がなくなり、装置構成が簡素・安価化する。

請求項（抜粋）：

ロールオフ特性により瀘波されたm相の(m:整数)ディジタル位相変調波をn逓倍(n/m:整数)する手段と、n逓倍された変調波をキャリアのn倍の中心周波数で帯域通過瀘波する手段と、帯域通過瀘波された変調波を1/n分周してキャリアを再生する手段と、を備えるキャリア再生回路において、n逓倍に先立ち、ロールオフ特性により瀘波されたm相のディジタル位相変調波をロールオフ特性の逆特性で瀘波する手段を備え、位相遷移特性がステップ的な変調波をn逓倍に供することを特徴とするキャリア再生回路。