特許

J-GLOBAL ID：200903009985399800

弗素樹脂被覆調理器及びその製造方法

発明者： 田中 義啓 ,  児島 義鶴 ,  田中 義信
出願人/特許権者： 東邦化成株式会社
代理人 (1件)： 池内 寛幸 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-044727
公開番号（公開出願番号）：特開平5-245047
出願日： 1992年03月02日
公開日（公表日）： 1993年09月24日
要約：

【要約】【目的】 ダイカスト成形等の手段を用いてアルミニウム等基材表面に大きな凹凸を形成することにより、弗素樹脂層の耐摩耗性を向上し、こげつき防止機能や防汚性、溌水性などを効果的に長期間保持する。【構成】 シボ状面を備えた金型を用いてアルミニウム基材をダイカスト成形し、表面がシボ状の凹凸形状であってかつ凸部と凹部の凸凹平均高さが20〜100μmの基材1を形成し、次に前記凹凸表面にサンドブラスト処理を行った後、セラミックスを熔射被覆(4)し、次にプライマー層5をコーティングし、しかる後弗素樹脂層6をコーティングして焼成する。使用による摩耗を受けると基材表面の凸部に相当する部分7の弗素樹脂層は摩耗するが、基材表面の凹部(谷部)に相当する部分8の弗素樹脂層は残存し、弗素被膜の機能を維持する。

請求項（抜粋）：

表面に凹凸を有するアルミニウムまたはアルミニウム合金基材の表面にセラミック被覆層を備え、前記セラミック被覆層の表面にプライマー層とその表面に弗素樹脂被覆層を備えた調理器であって、前記基材表面は凹凸形状であり、その凸部と凹部の凸凹平均高さが20〜100μmの範囲にあり、かつ前記基材表面の凹部には弗素樹脂被覆層の一部が存在していることを特徴とする弗素樹脂被覆調理器。

IPC (6件)：

A47J 36/02 ,  A47J 27/00 ,  A47J 37/06 321 ,  A47J 37/10 ,  B32B 15/08 ,  B32B 15/08 102