特許
J-GLOBAL ID:200903009990380336

アブソリュート型ロータリーエンコーダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-321213
公開番号(公開出願番号):特開平6-147921
出願日: 1992年11月04日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 ロータリーエンコーダの回転時の異常を検出できるようにすること。【構成】 グレイコード及びその最小分解能に対応した等間隔のスリットを回転板2に形成する。そして回転方向を回転方向検知回路によって検知し、方向が変われば一定時間のマスク信号を生成する。又グレイコードのパターンによってデータの変化を検知し、変化の中心のタイミングでデータを前データと比較し、1ビット以上の変化があれば変化検出回路13によって異常を検出している。そしてマスク信号が得られないときには異常信号として外部に出力するようにしている。
請求項(抜粋):
回転軸に連結され、複数の同心円に沿ってグレイコードのパターン及びその最小分解能に対応した等間隔のスリットが形成された回転板と、前記回転板に光を投光する投光素子と、前記投光素子の光を前記回転板のスリットを介して受光する複数の受光素子と、前記回転板の等間隔スリットを介して得られる前記受光素子の出力を整形し、回転方向に対応して位相の異なるEA,EB信号を生成する第1の波形整形回路と、前記回転板のグレイコードのパターンを介して得られる前記受光素子の出力を整形し、グレイコード信号を生成する第2の波形整形回路と、前記第1の波形整形回路より得られるEA,EB信号の位相に基づいてその回転方向を判別する方向検知回路と、前記方向検知回路の出力によりグレイコードのデータ変化の中心のタイミング信号を出力するタイミング生成回路と、前記タイミング生成回路よりタイミング信号が出力される毎に前記第2の波形整形回路のグレイ信号の1ビット以上の変化を検出する異常検出手段と、前記方向検知生成回路から得られる回転方向信号の変化時に前記EA又はEB信号の1クロック分のマスク信号を生成するマスク条件生成回路と、前記マスク条件生成回路よりマスク信号が得られないときに前記異常検出手段の異常信号を出力するゲート回路と、を具備することを特徴とするアブソリュート型ロータリーエンコーダ。

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