特許
J-GLOBAL ID:200903009992114030

ジルコニウム化合物およびアルミニウム化合物ならびにフィラーの表面改質剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-192529
公開番号(公開出願番号):特開平6-336485
出願日: 1993年08月03日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【構成】 例えば、アルコキシジルコニウムまたはアルコキシアルミニウムに対してジカルボニル化合物、カルボン酸、スルホン酸、ピロリン酸エステルおよびリン酸エステルのいずれかと、(a)不飽和側鎖を有するマレイン酸誘導体もしくは不飽和側鎖を有するフタル酸誘導体とを、(b)不飽和側鎖を有するグリセリン誘導体とを、または(c)不飽和側鎖を有する、アルキレングリコール誘導体、アミド誘導体、リン酸エステル誘導体およびアセト酢酸エステル誘導体のいずれかとを反応せしめて得られる不飽和側鎖を有する新規なジルコニウム化合物およびアルミニウム化合物、該化合物を有効成分とするフィラーの表面改質剤、該表面改質剤で処理されたフィラー、および樹脂に対して該フィラーを配合してなる樹脂組成物。【効果】 フィラーを本発明の化合物を用いた表面改質剤で処理して充填することにより樹脂に剛性を付与することができる。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)で表される不飽和側鎖を有するジルコニウムまたはアルミニウム化合物。【化1】上記式中、Mはジルコニウムまたはアルミニウム原子を表し、Xは下記一般式(ア)〜(キ)のいずれかで表される基を、Yは下記一般式(ク)〜(ソ)のいずれかで表される基を、Zは(タ)で表される基を、そしてR1 は炭素原子数1〜8のアルキル基を表す。【化2】【化3】【化4】上記基中、R2 及びR3 は同一または異なっていてもよいが炭素原子数1〜30のアルキル基、アルケニル基またはアルコキシル基を、R4 は炭素原子数1〜30のアルキル基を、R5 およびR6 は同一または異なっていてもよいがHまたはCH3 を、TはOまたはH2 を、W1 〜W4 は同一または異なっていてもよいが炭素原子数1〜20のアルキル基、H、ハロゲン原子、ニトロ基またはアシル基を表し、p、q、rおよびhはそれぞれ0〜20の整数を表し(但し、TがOであるときは、pおよびqは1〜20の整数である)、そしてAは(コ)または(サ)を表す。ただし、Mがジルコニウム原子である場合は、xは常に4であるが、uは0〜3の整数であり、vは0〜4の整数であり、wは0〜2の整数であり、そしてv=0のときはw=1〜2で、v=1〜4のときはw=0〜1で、かつu+v+2w≦4を満たし(Zr化合物)、そしてMがアルミニウム原子である場合は、xは常に3であるが、uは0〜2の整数であり、vは0〜3の整数であり、wは0〜1の整数であり、そしてv=0のときはw=1で、v=1〜3のときはw=0で、かつu+v+2w≦3を満たす(Al化合物)。
IPC (6件):
C07F 5/06 ,  C07C 31/28 ,  C07F 7/00 ,  C07F 19/00 ,  C08L101/00 LTB ,  C09K 3/18 101

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