特許
J-GLOBAL ID:200903009998351700

磁気抵抗効果型ヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-078828
公開番号(公開出願番号):特開2000-276711
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】【課題】 高記録密度でも高い再生出力と良好な波形の上下対称性が得られる磁気抵抗効果型ヘッドを提供する。【解決手段】 基板側から第一の強磁性層11、第一の非磁性層12、第二の強磁性層131、交換結合膜130、第三の強磁性層132、第二の非磁性層14、第四の強磁性層15の順で積層された多層膜の基本構造を有し、第一と第四の強磁性層の磁化31および34はセンス電流80のつくる磁界81によって互いに逆方向を向いており、記録媒体からの信号磁界90が加わってもその方向を変えず、第二と第三の強磁性層の磁化32および33は交換結合膜により互いに反平行に結合し、該反平行配列を保ったまま一体となって信号磁界90により回転することを特徴とする磁気抵抗効果型ヘッドを用いる。
請求項(抜粋):
磁気抵抗効果を示す多層膜と、該多層膜の両端に接して配置された一対の電極膜と、該電極膜を通して上記多層膜に電流を供給するための手段と、上記多層膜の磁気抵抗効果により上記電極膜間に発生する電圧変化を検出する手段を備えた磁気抵抗効果型再生ヘッドにおいて、上記多層膜が基板側から第一の強磁性層、第一の非磁性層、第二の強磁性層、交換結合膜、第三の強磁性層、第二の非磁性層、第四の強磁性層の順で積層された基本構造を有し、第一と第四の強磁性層の磁化は該多層膜に流れる電流方向と直交方向でかつ互いに逆方向を向いており、外部磁界が加わってもその方向を変えず、第二と第三の強磁性層の磁化は交換結合膜により互いに反平行に結合し、該反平行磁化配列を保ったまま一体となって外部磁界により回転することを特徴とする磁気抵抗効果型ヘッド。
Fターム (3件):
5D034BA05 ,  5D034BA09 ,  5D034CA08

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