特許
J-GLOBAL ID:200903009999626362

コンバインの穀粒搬出装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-147619
公開番号(公開出願番号):特開平10-337120
出願日: 1997年06月05日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 従来のコンバインは、搬送筒の収納位置が走行車体のグレンタンク側に寄っており、なおかつ、貯溜穀粒の増加によりグレンタンクに重量変化が加わってくると、車体のアンバランスの度合いが大きくなり、不安定な走行になった。【解決手段】 左右に走行装置1、1’を備えている車体2上の一方側(イ)に脱穀装置3を搭載し、他方側(ロ)にはグレンタンク4を隣接して搭載する。脱穀装置3の前側には、刈取前処理装置7を上下回動自由に連結して設ける。揚穀装置8と排出装置9とからなる一連の穀粒搬送装置10をグレンタンク4から脱穀装置3の上方に延長して旋回自由に装備する。排出装置9は、その基部を揚穀装置8に連結して先端部に穀粒放出口11を開口して構成すると共に、基部から先端部までの長さを伸長及び短縮調節自由に構成する。放出口11は、排出装置9が短縮して脱穀装置3の上方位置に収納状態にあるとき、左右の走行装置1、1’の仮想中心線(ハ)より一方側(イ)に寄った位置で待機しているコンバインの穀粒搬出装置とした。
請求項(抜粋):
左右に走行装置1、1’を備えている車体2上の一方側(イ)に脱穀装置3を、他方側(ロ)にグレンタンク4を位置させて搭載し、前記脱穀装置3の前側には、刈取装置5や穀稈搬送装置6を装備している刈取前処理装置7を上下回動自由に連結して設け、前記グレンタンク4から貯溜穀粒を機外に搬出する揚穀装置8と排出装置9とからなる一連の穀粒搬送装置10をグレンタンク4から前記脱穀装置3の上方に延長して旋回自由に装備して設け、前記排出装置9は、その基部を前記揚穀装置8に連結して先端部に穀粒放出口11を開口して構成すると共に、基部から先端部までの長さを伸長及び短縮調節自由に構成し、前記放出口11は、排出装置9を短縮して前記脱穀装置3の上方位置に収納したとき、前記左右の走行装置1、1’の仮想中心線(ハ)より一方側(イ)に寄った位置で待機しているコンバインの穀粒搬出装置。
IPC (2件):
A01F 12/46 ,  A01F 12/60
FI (2件):
A01F 12/46 ,  A01F 12/60

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