特許
J-GLOBAL ID:200903010001651383

湿式画像形成装置の調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 正紀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-214998
公開番号(公開出願番号):特開平8-076600
出願日: 1994年09月08日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】本発明は、静電潜像を現像液により、可視像化する現像器を備えた湿式画像形成装置の調整方法に関し、現像液の均一な供給が可能であって、さらに画質トラブル発生につながる隙間保持部材等を不要とした、湿式画像形成装置の調整方法を提供する。【構成】先ず最初に、例えばこの装置の据付時に、像担持体に水準器が取り付けられ、その像担持体の回転軸が水平となるように調整される。その調整が終了した後、現像器の延在方向、即ち現像器の長手方向が像担持体の回転軸を平行となるように調整される。その後、像担持体を回転させながら、像担持体が回転する間の複数箇所の、像担持体の現像器との間隔を測定してメモリに格納しておく。ここまで準備をしておき、画像形成時には、メモりに格納された値に基づいてトラッキングを行なう。
請求項(抜粋):
所定の回転軸のまわりに回転する、表面に静電潜像が形成される像担持体と、前記回転軸と平行に延在し前記像担持体表面と所定間隔離れた状態に配設された、前記像担持体表面に形成された静電潜像を現像液により現像することにより該像担持体表面に現像像を形成する現像器と、前記像担持体表面に形成された現像像を所定の転写材上に転写する転写器とを備えた湿式画像形成装置の調整方法であって、前記湿式画像形成装置が、前記像担持体の少なくとも一箇所に水準器が取付自在であって、かつ、前記現像器の延在方向が前記回転軸と平行となるように該現像器を移動自在に調整する第1の調整手段と、前記像担持体表面と前記現像器との間隔を非接触で測定する間隔測定手段と、前記間隔測定手段により測定された、前記像担持体が回転する間の複数箇所の前記間隔を記憶するメモリと、前記メモリに記憶された前記間隔に基づいて、前記像担持体表面と前記現像器との間隔を所定間隔に保つように該現像器を移動自在に調整する第2の調整手段とを備え、前記像担持体に水準器を取り付けて前記回転軸を水平に調整し、前記第1の調整手段を作動させて前記現像器の延在方向を調整し、前記像担持体を回転させながら前記間隔測定手段を作動させ、該像担持体が回転する間の複数箇所の前記間隔を測定して前記メモリに格納させ、画像形成時に、前記第2の調整手段を作動させて、回転する前記像担持体の表面の、前記現像器に接離する方向の移動に該現像器を追随させることを特徴とする湿式画像形成装置の調整方法。
IPC (3件):
G03G 15/10 ,  G03G 15/00 550 ,  G03G 15/11

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