特許
J-GLOBAL ID:200903010003948677

埋設構造物の浮上り防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-268154
公開番号(公開出願番号):特開2000-096596
出願日: 1998年09月22日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 本発明は小型の構造物や、周りに矢板による土留めを必要としないものであっても簡単、確実に浮上防止ができる埋設構造物の浮上防止構造を提供する。【解決手段】 共同溝12の底盤外面12aは軸芯Mに対称させて両側上向き曲線形状としている。底盤外面12aに接触されているブロック層13aは、共同溝12を支持する基盤の役割も果し、その下側には、パイル14等の支持部材が設けられている。また、共同溝12の側面12bにはブロック層13bが接触されている。上記した浮上り防止構造によれば、地震時に地盤内に過剰間隙水が発生して、共同溝12の底盤外面に過剰間隙水が衝突しても、均等に分散して両側上向き曲線形状の底盤外面に一致させたブロック層13aの排水路15aを円滑に流れて、共同溝12の側面12bに接触させたブロック層13bの排水路15cに入り、排水路15cを上昇して、砕石18等を含む非液状化地盤2cを通り、地上に流出する。
請求項(抜粋):
地盤内に構築される埋設構造物の浮上り防止構造であって、前記埋設構造物の底盤外面が軸芯対称に両側上向き曲線形状とされ、排水路を有するブロック層が前記埋設構造物の側面および底盤外面に近接または接触されて設けられ、地震時に地盤内に発生する過剰間隙水が前記排水路により地上に流出され、前記底盤外面に発生する過剰間隙水の掲圧力が減少されるようにしたことを特徴とする埋設構造物の浮上り防止構造。
IPC (2件):
E02D 31/12 ,  E02D 27/34
FI (2件):
E02D 31/12 ,  E02D 27/34 Z
Fターム (1件):
2D046DA17

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