特許
J-GLOBAL ID:200903010004935870

電動式パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-295337
公開番号(公開出願番号):特開平6-144246
出願日: 1992年11月04日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 無理な力がステアリングシャフトやラックギヤに加わることがなく、ノイズ等によってパワーアシスト方向が逆転するといったこともなく、耐久性がよく、高精度の制御にも適した電動式パワーステアリング装置を提供する。【構成】 電動式パワーステアリング装置1は、ラック軸3に形成した右ネジ5,左ネジ7に係合するボールナット11,13と、これらの間に配置された電動モータ15とを備え、各ボールナット11,13及びロータ17の対面部分に摩擦係合型のクラッチ25,27が形成されている。各ボールナット11,13は、カムリング43,直動変換ロッド61及びスプリング63の作用により、入力軸41が右回転されると左へ、左回転すると右へ移動する。そして、クラッチ25,27が係合することで、電動モータ15の左回転がいずれかのボールナット11,13へ伝えられ、操舵方向と合致したパワーアシストを実行する。
請求項(抜粋):
電動モータと、ラック軸側に設けられ、前記電動モータに対してクラッチ機構を介して係合されたとき、ステアリングシャフトの回動に応じたアシスト力をラック軸自体に与えるアシスト機構とを備える電動式パワーステアリング装置において、前記電動モータとして、一方向へだけ回転するモータを用い、前記クラッチ機構を、該電動モータの回転力を左操舵のアシスト力として前記アシスト機構を機能させる第1の係合状態と、該電動モータの回転力を右操舵のアシスト力として前記アシスト機構を機能させる第2の係合状態とをとり得る機構として構成し、前記ステアリングシャフトの回動運動を直線運動に変換すると共に、該直線運動を前記クラッチ機構に伝達し、該クラッチ機構を前記第1の係合状態,第2の係合状態及び離脱状態の間で切り換えるメカニカル切換機構を備えたことを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
IPC (2件):
B62D 5/04 ,  F16D 13/10

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