特許
J-GLOBAL ID:200903010008531804

セルロース系繊維構造物の高次加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-110026
公開番号(公開出願番号):特開平6-299469
出願日: 1993年04月13日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 セルロース系繊維構造物に、極めて緩慢な反応条件下で、効率よく、均一に架橋結合を導入することにより、その風合変化および強度劣化を抑制しながら、優れた形態安定性、乾湿防皺性、および平面、屈折ないしフィブリル化等を含めた耐摩耗特性を付与する。【構成】 ポリエチレングリコールをパッド・ドライしたセルロース系繊維構造物に、多官能性エポキシ化合物含有水溶液を飽充するに際し、繊維構造物の単位重量当たりの水分量が30ないし100重量%の範囲で含有されるように調製する。さらに、該セルロース系繊維構造物を密閉反応室内に担持するに際し、該繊維構造物の容量に対して50倍を越えない容量を有する密閉反応室内に担持させる。反応室には、少なくとも80°C以上の熱風を送入循環して加熱し、該セルロース系繊維構造物を系内に含有される水分により発生する飽和蒸気により湿熱処理し、架橋反応を促進させる。
請求項(抜粋):
ポリエチレングリコールをパッド・ドライしたセルロース系繊維構造物に、多官能性エポキシ化合物含有水溶液を、該水溶液中の水分量が前記セルロース系繊維構造物の重量に対して30ないし100重量%の範囲で含有されるように飽充した後、該反応組成物含有セルロース系繊維構造物の容量に対して50倍を越えない容量を有する密閉反応室内に担持しながら、少なくとも80°C以上の熱風を送入循環して加熱することにより、該セルロース系繊維構造物をそれに含有された水分により発生する飽和蒸気で湿熱処理することを特徴とするセルロース系繊維構造物の高次加工方法。
IPC (3件):
D06M 13/53 ,  D06M 13/11 ,  D06M101:06
FI (2件):
D06M 13/52 ,  D06M 13/18

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