特許
J-GLOBAL ID:200903010021656756
動力学的に制御された結晶化方法および装置ならびにそれらによって得られる結晶
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-532196
公開番号(公開出願番号):特表2002-503538
出願日: 1999年02月18日
公開日(公表日): 2002年02月05日
要約:
【要約】分子の結晶化を動力学的に制御するための方法および装置であって、この装置は、沈殿剤溶液中で分子を保持するための結晶化チャンバ(単数または複数)(14)、1つ以上の沈殿剤溶液貯槽(16、18)、連絡通路(17、19)(これらはそれぞれ、結晶化チャンバ(単数または複数)と各沈殿剤溶液貯槽とを繋ぐ)、ならびに、移送機構(20、21、22、24、26、28)(これは、各沈殿剤溶液貯槽と結晶化チャンバ(単数または複数)との間で沈殿剤溶液をそれぞれ移送するために配置される)を備える。これらの移送機構は、結晶化チャンバ(単数または複数)中の沈殿剤溶液の容量を一定に維持するために連動される。結晶化チャンバ(単数または複数)内の沈殿剤の濃度を調整するため、異なる濃度の沈殿剤溶液は、結晶化チャンバ(単数または複数)の内外へ移送され、結晶化プロセスの正確な制御を達成する。この方法および装置が効果的に使用され、宇宙空間の微小重力条件のような減少した重力条件下、および、強力な磁場によって誘導されるような減少または高められた有効な重力の条件下で結晶を成長させる。
請求項(抜粋):
分子を結晶化するための装置であって以下: 結晶化される分子を含む反応物溶液および少なくとも1つの沈殿剤を含む試薬溶液を入れるために配置された少なくとも1つの結晶化チャンバであって、これらの溶液が、細孔を含む透析膜およびパーマネントシーブのうち1つと接触してそれにより分離され、該細孔は、一方の溶液から他方の溶液へ、該少なくとも1つの沈殿剤の通過が可能な程、十分大きいが、結晶化される分子の通過が可能な程、十分に大きくはなく; 少なくとも1つの第1試薬溶液貯槽および少なくとも1つの第2試薬溶液貯槽であって、該第1および第2試薬溶液貯槽が、該少なくとも1つの沈殿剤を含むそれぞれの試薬溶液を入れるために配置される、第1および第2試薬溶液貯槽; 該第1試薬溶液貯槽と該結晶化チャンバ内の該試薬溶液を連絡するための、少なくとも1つの第1連絡手段; 該第2試薬溶液貯槽と該結晶化チャンバ内の該試薬溶液を連絡するための、少なくとも1つの第2連絡手段; 該第1試薬溶液貯槽と該結晶化チャンバ内の試薬溶液との間で、選択的に溶液を移送するための、少なくとも1つの第1移送手段; 該第2試薬溶液貯槽と該結晶化チャンバ内の試薬溶液との間で、選択的に溶液を移送するための、少なくとも1つの第2移送手段;および 該第1移送手段および該第2移送手段を連動させて、該第1移送手段および該第2移送手段によって、該結晶化チャンバの内外に等しい容量の試薬溶液を可逆的に移送させるための連動手段、を包含する、装置。
IPC (5件):
B01J 19/24
, B01D 9/02 602
, B01D 9/02 605
, B01D 9/02 620
, C30B 29/58
FI (5件):
B01J 19/24 Z
, B01D 9/02 602 E
, B01D 9/02 605
, B01D 9/02 620
, C30B 29/58
Fターム (19件):
4G075AA22
, 4G075BA10
, 4G075BB10
, 4G075BD15
, 4G075CA51
, 4G075CA65
, 4G075CA72
, 4G075DA13
, 4G075EA01
, 4G075EB01
, 4G075EC06
, 4G075ED13
, 4G077AA01
, 4G077BF05
, 4G077CB02
, 4G077CB10
, 4G077EG30
, 4G077EJ06
, 4G077HA20
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