特許
J-GLOBAL ID:200903010024664695

比率差動継電器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-116859
公開番号(公開出願番号):特開平10-313531
出願日: 1997年05月07日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】変圧器の一次側及び二次側に設けられた変流器の二次側と比率差動継電器との配線作業時間の短縮及び誤配線の防止を図ることにある。【解決手段】電力系統に設けられた変圧器の一次側及び二次側に変流器をそれぞれ設け、これら変流器より流入する一次側の電流と二次側の電流の位相差が所定角度以上になったことを条件に変圧器の内部故障を検出する比率差動継電器において、変圧器の定格負荷運転時にその一次側及び二次側の変流器より流入する電流のアナログ量をディジタルデータに変換するアナログ・ディジタル変換手段6-2a,6-2b と、この変換手段により変換されたディジタルデータを演算して変圧器の一次側及び二次側より流入する2つの電流の位相差を測定し、この2つの電流に位相差があれば一方の電流を位相差分だけ自動的に進め又は遅らせてその位相差を一致させるべく補正する演算手段6-4 とを備える。
請求項(抜粋):
電力系統に設けられた変圧器の一次側及び二次側に変流器をそれぞれ設け、これら変流器より流入する一次側の電流と二次側の電流の位相差が所定角度以上になったことを条件に前記変圧器の内部故障を検出する比率差動継電器において、前記変圧器の定格負荷運転時にその一次側及び二次側の変流器より流入する電流のアナログ量をディジタルデータに変換するアナログ・ディジタル変換手段と、このアナログ・ディジタル変換手段により変換されたディジタルデータを演算して前記変圧器の一次側及び二次側より流入する2つの電流の位相差を測定し、この2つの電流に位相差があれば一方の電流を位相差分だけ自動的に進め又は遅らせてその位相差を一致させるべく補正する演算手段とを備えて、前記変圧器の一次側及び二次側の変流器との結線を前記変圧器の内部結線に関係なく決定できるようにしたことを特徴とする比率差動継電器。
IPC (4件):
H02H 7/045 ,  G01R 31/00 ,  G01R 31/02 ,  H02H 3/34
FI (4件):
H02H 7/045 E ,  G01R 31/00 ,  G01R 31/02 ,  H02H 3/34 D

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