特許
J-GLOBAL ID:200903010026323186

環状オレフィン系重合用触媒及びそれを用いた重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-330868
公開番号(公開出願番号):特開平10-168118
出願日: 1996年12月11日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】 高分子量の環状オレフィン系重合体を、高活性で得ることができる触媒、及び、環状オレフィン系重合体の製造方法の提供。【解決手段】 (A)有機遷移金属化合物、及び、(B)有機アルミニウムオキシ化合物からなる環状オレフィン系重合用触媒であって、該(A)有機遷移金属化合物が下記一般式で表されることを特徴とする前記触媒。【化1】M(H2 O)n Ax By Cz (I)[ここで、Aは、窒素、酸素、リンからなる群より選ばれた少なくとも1種を含むキレート性の2座配位子を示し、Bは、σ結合性の配位子を示し、Cは、ルイス塩基性の配位子を示す。xは0〜2の整数を、y及びzはそれぞれ0〜4の整数を示し、x=2の時はy=z=0、x=1の時はy+z=2を、x=0の時はy+z=4を満足する値をとる。nは、1ないし2の整数を、Mは周期律表VIII族の遷移金属を示す。]及び、この触媒に、ノルボルネン等の環状オレフィンを接触させて環状オレフィン系重合体を製造する方法。
請求項(抜粋):
(A)有機遷移金属化合物、及び、(B)有機アルミニウムオキシ化合物からなる環状オレフィン系重合用触媒であって、前記(A)有機遷移金属化合物が下記一般式(I)で表されることを特徴とする前記触媒。【化1】M(H2 O)n Ax By Cz (I)[ここで、Aは、窒素、酸素、リンからなる群より選ばれた少なくとも1種を含むキレート性の2座配位子を示し、Bは、σ結合性の配位子を示し、Cは、ルイス塩基性の配位子を示す。xは0〜2の整数を、y及びzはそれぞれ0〜4の整数を示し、x=2の時はy=z=0、x=1の時はy+z=2を、x=0の時はy+z=4を満足する値をとる。nは、1ないし2の整数を、Mは周期律表VIII族の遷移金属を示す。]
IPC (2件):
C08F 4/70 ,  C08F 32/08
FI (2件):
C08F 4/70 ,  C08F 32/08

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